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書評部員の江里子さんが定例会でおすすめしていたこの本。

ずっと読みたいと思いつつ、やっと8月後半に読むことができました。

太平洋上での27日にわたる凄絶な漂流の記録です。

ヨットレースのさなか転覆し、助けが来ることを信じて救命ボートで身を寄せ合っていた6人のヨットマンたち。

が、次第に衰弱し、ひとり、またひとりと旅立っていきます。

極限状態が続く中、最後にたったひとり残されてしまう著者の佐野さん。

転覆してから漂流を続ける日々のこと、救出される過程や、入院中の出来事、マスコミとの攻防などが、淡々と綴られています。

泣かせようとか、ドラマチックに仕立てようという意図がない分、ストレートに心に届き、沁みました。

わたしだったら生き残れただろうか?

もしヨットマンたちの家族だったらどんな行動を取っただろう?

そんな疑問が頭をぐるぐるめぐり、自分自身の生への執着について想いを馳せたのでした。

よい本と出合えてよかったです。



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by youyounote | 2018-08-30 22:08 | つれづれ | Trackback

東横線での邂逅。

東横線渋谷駅が地上から地下に移動したのは、2013年の3月のこと。

仕事や遊びで横浜に出かけることが多かったわたしにとって、とてもなじみ深い駅でした。

地下に移動すると聞いたときは、なんだか寂しかったなぁ……。

元SMAPの香取慎吾さんが「デビュー当時、東横線で仕事場に通っていた」というのは有名なお話。(現在でも、草ナギさんは東横線を活用しているらしい! ぜったいわたし、彼が乗っていても気づかなさそう!)

そんな噂話をよく聞いていたので、東横線のホームでは「誰かいないかなー」とキョロキョロしていたのですが、なかなかお見かけすることがなく……。

ところがあるとき、飛び乗った東横線の真ん前のシートにある大女優さんが座っているではないですか!

その人は、菅井きんさん。

『ドラマ「必殺仕事人」観てました。「むこどの!」って台詞、真似してました!』

などと、声をおかけしたい気持ちでいっぱいでしたが、そこは我慢、我慢。

有名人を見かけても、みだりに声をかけたりしないのが都会人の流儀なのです…。

すっと背を伸ばし、凛とした表情で座ってらっしゃった菅井さんのお姿が今でも強く印象に残っています。


あれからどのくらいの月日が流れたでしょう。

15年くらいは過ぎたでしょうか。

きょう菅井さんの訃報を聞き、東横線でのひとときを思い出したのでした。

菅井さん、安らかに……。

わたしもあなたのように生涯現役で職業をまっとうできる女性を目指します。


▼懐かしの旧・東横線渋谷駅。連なるアーチがかわいくて、渋谷警察署方面の歩道橋からよく眺めていました。この駅から幾度となく横浜方面へ行きました。青春!



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by youyounote | 2018-08-23 14:53 | つれづれ | Trackback
自分を好きになれたのは、
君が好きになってくれたから。

出会いって素敵だね。


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by youyounote | 2018-08-22 15:02 | フォトエッセイ | Trackback

人に期待しない生き方。

人に期待しない

こう書くと、誰のことも信じられない悲しい人のように思われるかもしれない

けれど、違う

これは、わたしが思う自分らしい生き方

ああしてほしい
こうしてほしい

こんなふうに言ってほしい
わたしだけ特別だと思ってほしい
力になってほしい

そんなふうに勝手に「期待」するから、そうならなかったときに悲しくなったり、恨んでみたり、腹を立てたりするんだ

でも何の期待もしていなければ、何もしてもらえなくて当然なんだから「ま、そんなものだよな」と思えるし

逆にいただいた善意や親切や愛情が、何倍にも何十倍にも、嬉しく、ありがたく感じられる

よく「人を変えるより自分が変われ」っていうけれど、本当にそうだ

他人が変わってくれることを期待せず、自分の行きたい方向に舵を切ればいいだけ

そのうち景色も変わり、集まってくる人も変わってくる


以前はいた

『助言がほしいわけじゃないの。不要なの。ただ、あなたはわたしの話に「うんうん」とうなずいていればいいの』

「哲学」とか「心理学」とか、ちょっとかじった学問を盾に、万能になれたつもりでいる自称セラピストとか

依頼をしてくるときは紳士ぶっているくせに、こちらのお願いをスルーして返事もよこさない不義理マンとか

パラハラと気づきもしないでパワハラしてくる作家とか


そういう人たちに媚びるんじゃなく、嘆くのでなく、すがるのではなく、毅然とした態度の自分でいればいい

心が通じ合えない人がいただけさ……と思えばオールOK

いまわたしの周りには、誰かに期待せず、寄りかからず、自分の足で立っている人たちがいる

類は友を呼ぶって、とても正しい

半径数メートルに嫌いな人、苦手な人がいないって、なんて心が健やかだろう

すねるんじゃなく、意地を張るんじゃなく、ただただ期待しないだけ


これからも続けたい習慣


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by youyounote | 2018-08-21 11:40 | コラム | Trackback

季節を惜しむ。

ひまわりが咲く

太陽めがけて手を伸ばすように

蝉の声も聴こえてる

最期の力を震わせて鳴いている

いろいろなものが行く季節を惜しんでいるみたいだ

夏の終わりの日曜日

きょうもいい日だった


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by youyounote | 2018-08-21 02:23 | つれづれ | Trackback

レモンサマー。

本日のデザートは、これで決まり!

目が覚めるよな、レモンゼリー。

美味、美味、酸っぱい、酸っぱい、美味。

思わずリズムを刻みたくなってくる。そして歌いたくなっちゃうよ。

♪レモンサワーは飲めないけれど、毎日食べたいレモンサマー♪

よーし、ビタミンチャージしたから、午後も元気に働くぞい!

振り返り追記:レモンを食べたせいか、きょうの脳内BGMは、米津玄師の「Lomon」が流れてました。梶井基次郎の『檸檬』も読めばよかった!


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by youyounote | 2018-08-15 12:26 | つれづれ | Trackback

夏のカローラ。

転勤族だったので、子どものころはよく引っ越しをした。

荷物は引っ越し屋さんが運び、わたしたち家族は父が運転する車で赴任地まで行く。

その車中、見慣れた街並みや風景を目に焼き付けたくて、窓の外をじっと眺めているけれど、だんだん眠くなってしまい、最後には寝てしまうのが常だった。


そして起きた瞬間、「ここ…どこ……?」という、まったく知らない街の風景が広がっているのだった。

環状七号線を見下ろしながら撮った写真を眺めていたら、そんな子ども時代のことが思い出されて、このフォト短歌ができた。

あのころ後部座席から見ていた父の背は広く、頼もしかったなあ……。

そんなことも一緒に思い出した。


寝てるまに 見知らぬ街に ワープした 

父運転す 夏のカローラ



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photo by Yuko Takakura

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by youyounote | 2018-08-13 16:09 | フォト短歌 | Trackback
発売になったばかりの「小説 野性時代(9月号)」の表紙は、映画「検察側の罪人」で主演を務めた木村拓哉さんです。

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木村さんが演じた検事の最上(もがみ)は、善と悪のはざまで葛藤しながら、自らの信念を貫いていく男。

これまで木村さんが演じてきた、完全無欠のヒーローたちとは一線を画す、ある意味、ダーティ・ヒーローです。

後輩検事の二宮和也さんともに、はまり役!

実際、先輩後輩のおふたりが演じるからリアリティ半端なかった。

なんだか、ドキドキハラハラでした。

木村さんは、40代のオトナの魅力と色気があふれていてかっこいい!

いや、かっこよすぎる。

苦悩を浮かべた表情がたまりません♡

二宮さんは役者魂のかたまりという感じ。

観る者を惹きつけて離さない魅力的な役者さんだなーと、惚れ惚れしました。

木村さんVS二宮さんの丁々発止、本当に見応えがあり、ジャニーズファンならずともおすすめ!

ぜひ観ていただきたいですー!

インタビューでは、木村さんの今後の目標などについてもお聞きしていますので、ぜひお手にしてくださいませ。


木村さんは紳士的で、穏やかで、謙虚で、優しいお方でした。

10代の頃からいつもトップシーンにいらっしゃり、ずっと見続けてきた方だったから感慨ひとしお。

素敵な目標を聞かせていただき、「何も達成していないんだから、まだまだわたしもこれからだ!」「 がんばれ自分!」と勇気をもらったしだいです。


いつも素敵な機会を与えてくださるKADOKAWAの皆様、ご一緒させていただいているすべてのスタッフさんにも心からの感謝を!
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by youyounote | 2018-08-09 23:41 | お仕事 | Trackback

大分からの贈り物。

大分の伯父がお中元で贈ってくれた大分・杵築のハウスみかん。

箱を開けた瞬間、その美しさにうっとり…。

幸せの黄色!

いや、だいだい色。

鼻を近づけると、みずみずしく甘い香りがして、いっそう幸せ気分になるのでした。

汗とともにビタミンが失われやすいこの季節、ビタミン補給も兼ね、朝食やオヤツタイムに大切にいただこうと思います。


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by youyounote | 2018-08-05 11:45 | つれづれ | Trackback
「てっきり迷惑メールかと思った! 危うく消すところだったよ」。

スマホを買い換えてメールアドレスが変わったため、お知らせメールを送ったら友人にこう言われた。

しかも3人くらいから……。

実際に迷惑メールと思って消しちゃった人もいるかもしれない。

それもまた運命。

わたしが送ったときも、登録されたキャリアメールが通じなくなっている人がたくさんいた。

LINEとかmessengerとかショートメールとか、便利なツールがたくさんあるから、キャリアメールがなくても困らないもんね。

時代は流れてるんだな。

それでもわたしは「メールアドレスが変わりました」って送りたかった。

過去いただいた縁を未来に繋ぎたくて…。

返事をくれた中には、10年くらいご無沙汰していた人もいた。

当時大学生だった友は、ある夢を追っていた。

彼がその夢を叶えたと知ったことが今回、一番の収穫だったかもしれない。

すごいな。

刺激受けちゃうな。

夢は人を輝かせる。

生き生きと仕事について語る彼の話を聞きながら、わたしも何か新しい夢を持ちたいと思った。


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by youyounote | 2018-08-02 00:47 | つれづれ | Trackback

熊本出身・東京在住のライター・作家、高倉優子の仕事や日々のこと。エンタメ系インタビュー、エッセイ、書評等を執筆する。著書に児童書『学校犬バディ いつもいっしょだよ! 学校を楽しくする犬の物語』(角川つばさ文庫)がある。読書会「東京女子書評部」主宰。アンアンウェブ 公式アンバサダー。「本棚ダイアリー」連載中。youyounote@yahoo.co.jp


by 高倉優子