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何度も何度も。

どんなに悩みがなさそうな人でも、落ち込む日はある。

胸の奥がキリキリ痛くて、ため息ばかりが出て。

すべてのことを投げ出したい気分になって。

あなたにもそんなときがあるでしょう?

もちろん、わたしにもあります。

先日がまさに、そんな日。

もうやだなーと、つぶやきながら自転車をこぎ始め、空が開けた道に出た瞬間、

ブワーッと広がった夏の空。

なんね、このキレイな景色は!

悩んどるなんてバカバカしかー!

そんな熊本弁が口から溢れ出てくるほど、心が動いた。

こんな美しいものが見られる世界に生きていてよかったと、心から思えた。

そして多幸感に包まれながら、ゆっくりゆっくり自転車をこいだのでした。

くよくよするときはしてもいいさ。

だって、こうして気分を晴らしてくれるもので世界は煌めいているんだから。

誰かの声に左右されなくていいさ。

自分らしく突き進もう。

どんなにへこんでも、何度も何度も立ち直るのが数少ないわたしの特技なのだから。


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by youyounote | 2018-07-23 22:12 | つれづれ | Trackback

友人イラストレーターの福田玲子さんが出展している展覧会
「Human Museum 2018」をのぞきに、タンバリンギャラリーへ。

白亜の外観や内壁が印象的なオトナのギャラリーでした。素敵!


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大きなテーマとしてあるのは「ヒューマン」、
つまりは人間・人類です。

各アーティストさんが昇華させた「ヒューマン」な作品を興味深く拝見しました。

絵ごころゼロのわたしには、どれもこれも、まぶしく映った!


▼福田玲子さんの作品。娘さんふたりをモチーフにして描いたそうですよ。
まさしく、ヒューマンだった!

「姉妹って……やっぱりよいものだなあ」(by 三姉妹の次女)

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会期は7/29(11:00~19:00、7/23定休日、入場無料)までなので、ぜひアートに触れにお出かけください♪

「タンバリンギャラリー」

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by youyounote | 2018-07-20 15:50 | つれづれ | Trackback
現在発売されている「小説 野性時代」(8月号)の表紙は、菅田将暉さんと山田孝之さん。

おふたりは、数ヶ月前から「♯すだやまだ」「♯やまだすだ」というハッシュタグをつけ、SNSを賑わせていたのですが、それはあるプロジェクトのPRだったのでした。

そのプロジェクトとは、7月27日(金)23:15スタートする金曜ドラマ「dele(ディーリー)」でのW主演です。


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演技派のおふたりががっつり共演するのは、なんと今回が初めてとのこと。

大好きな俳優さんなので、どんなお芝居が見られるのか、わたしもとっても楽しみ!

作品への想いや、現場の雰囲気、SNSでのプロジェクトについても詳しくお聞きして記事を書かせていただいたので、ぜひご一読ください。






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by youyounote | 2018-07-19 01:45 | お仕事 | Trackback

好きなドラマ。

朝ドラ「半分、青い」見てますか?

わたしは見ています。

今はもう、半ば惰性ではありますが……。

北川悦吏子さんの脚本だから、恋愛がメインの要素になることは理解(納得?)していたつもりでした。

でもやっぱり朝から(いや再放送の昼でも夜でも)愛だの恋だの……そればっかりだと辛いなあと思うこの頃です。

わたしは朝ドラ特有の、仕事に人生を捧げる人や、誰かのために駆けずりまわっている人の物語が見たいのです。

「あまちゃん」の主人公アキは、アイドルになるために七転八倒していた。

その姿は必死でけなげだったし、周りの大人も彼女の成長を見守りながら、それでいて自分たちもアップアップしていたりして……心から応援できたし、共感した。

でも「半分、青い」の鈴愛(すずめ)の漫画への向き合い方にはモヤモヤしたし、鈴愛の母親が「あの子に才能がないことは私が一番わかっている。だから普通に結婚させてあげたいんです」といったことを語るシーンには、「え?そこで親が出てきちゃうの???」と驚かされた。

よく「結婚に逃げる」といった表現をするけれど、命を捧げたいほど好きなものからは逃げても逃げても離れられないものだと思う。

だから「逃げる」という表現をしている時点で、鈴愛にとって漫画は生涯を賭けるものではなかったということ。

それでもいいんです。

生きて行くために、夢を諦めなければならない時もあるだろうし、みんながみんな、好きなことを一生続けていけるわけではない。

それもわかってる。

でもね……世知辛い世の中だからこそ、朝ドラくらい夢を見せてほしいんですよ。

「わたしは仕事のために、家族のために結婚しません!」と高らかに宣言し、雑誌作りに邁進していた「とと姉ちゃん」の常子みたいな、頼もしい主人公が見たいのです。

何も北川さんの脚本をディスっているわけでもなく、主演の永野芽郁ちゃんの演技に文句を言っているわけでもありません。

単に好みの問題ですので、悪しからず!

というわけで、わたしが好きなドラマのお話を。

今季始まった中でのお気に入りは、「この世界の片隅に」(TBS系列)です。

ちゃんと原作へのリスペクトも感じられるし、登場人物たちの心の機微を丁寧に描いていて好感が持てます(ただし現代パートは不要だと思ったけれど!)

戦時中の広島の人たちが主人公。

まさに、愛だの恋だの言ってられないご時世、家族や親戚やご近所さんたちと共存しながら、ささやかに生きる女性の日々を紡いだ物語です。

終戦記念日のある夏のシーズンに連続ドラマとして放送されるとこはとても意味深いと思います。

日曜日の楽しみが増えました。

▼「この世界の片隅で」で松本穂香さん演じるヒロイン・すずの夫を好演している松坂桃李さん。ふたりの初々しいやりとりにキュン♡ 尾野真千子さんの小姑役といい、なんてぴったりのキャスティング!


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by youyounote | 2018-07-17 01:30 | つれづれ | Trackback

銀座線 渋谷駅。

東京の街は日々変わる。

渋谷も変わっていく。

銀座線 渋谷駅をのぞむ景色が好き。

新しいピカピカのビルのすそ野を、銀座線の黄色いボディが駆け抜ける。

幸せの「黄色い電車」が走ってく。

再開発に否定的な声もあるけれど、わたしはそうは思わない。

街が新陳代謝するのを見るのは楽しいし、「変わることを恐れるな!」という気持ちにもなれるから。

だからわたしはいくつになっても渋谷が好きなんだ。

常に変わり、進化していく街だから。

▼それにしてもこのピカピカのビルには、いったい何が入るんだろう?

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by youyounote | 2018-07-12 01:04 | つれづれ | Trackback

人は変われる?

憎しみを生きるパワーに変えているような人がいました。

その憎しみの原因は根深く、他者が気軽になぐさめを言えるようなことではなく……。

だからわたしは少し離れた場所から、「心が穏やかでありますように」という“気”みたいなものを送るくらいしかできませんでした。

月日が流れ、その人は変わった。

すごく変わっていた。

自分の近くにあるささやかな幸せに対して、心から感謝できる優しい表情をしていました。

「人は変われない」なんていうけれど、そんなことはない。

ちゃんと変われるのですね。

憎しみにとらわれず、新しい道を進んでいけば見たことがない新しい景色に出合える。

その人の変化は、そのことを教えてくれました。

そして毎度のことながらわたしは思う。

「自分の人生は自分で選んでいくものなのだ」と。

人をうらやまず、ひがまず、自分なりの幸せを探しつつ、できれば何かひとつ使命を持って生きていけたら最高ですね。


▼午前10時の入道雲。おばあちゃま、どこにお出かけするんですか?

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by youyounote | 2018-07-10 09:50 | つれづれ | Trackback

つばさ文庫の推薦図書。

イラストレーターの友人・チャッキーから届いたデータ。

開いてみると、某書店の児童書棚の写真でした。

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なんと、『学校犬バディ』がつばさ文庫の推薦図書にしていただいたみたい。

知らなかったー!

でもとっても嬉しいです。

またサイトで調べてみたら、学校や図書館等に「おすすめ本」として、セットで販売する「角川つばさ文庫 2018新刊セット」にも選んでいただいていました。

おお、ありがたやー!!!

去年は出合えなかった子どもたちが、今年、見つけて読んでくれますように。

こうして『学校犬バディ』のことを気に留めてくれ、わたしの創作活動を応援してくれる友人には、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。

歩みののろすぎる新人ですが……がんばります!

才能豊かなチャッキーとも、ぜひ一緒に創作活動したいと思っています。

いえ、叶えますよ! ええ、ぜったいに。(書いておけば叶うはず。笑)



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by youyounote | 2018-07-09 01:04 | お仕事 | Trackback

6月の書評部。

1冊の本を読み、語り合う部活動「東京女子書評部」の例会を6月30日に新宿で開催しました。

課題図書は、『焼肉ドラゴン』(角川文庫)。

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在日コリアンの劇作家、鄭 義信(チョン・ウィシン)さんの著書にして、初の映画監督作でもあり、元々は、複数の演劇賞を受賞した彼自身の演劇作品でもあります。

つまり、演劇、文芸、映画という三部門に渡り、鄭さん自らが手がけた作品ということ!

多才な人とは、こういう人のことを言うのでしょうね~。


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公開に先駆け、映画を観たという編集者で副部長の江里子さんが「語り合うのにもってこい」と小説版を課題図書に選んでくれました。

ちなみにメンバー香織は、お芝居を観たことがあるらしく、また在日コリアンの社長が営む出版社で働いていたこともあり、思い入れたっぷりに語ってくれたのでした。

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▼新宿の和カフェでの書評会。とても暑い日だったので、コールドドリンクで乾杯。スッと汗がひきました。

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以前、鄭さんの作品は「悲劇と喜劇が混ざり合っている」と何かで読んだことあったけれど、今作もまさしく。

在日文学は読むたび、申し訳ないような切ないような気持ちでいっぱいになるけれど、この作品はユーモアと笑いが散りばめられていて、本当に喜劇と悲劇の塩梅が絶妙!

鄭さんの人柄や、もっというとイデオロギーがにじみ出ている。

単なる笑って泣ける家族小説ではないけれど、ちゃんと笑って泣けるエンターテインメント作品になっていて、語り甲斐がありました。

書評会が終わった後は、香織の店「ルタン」へ移動。

由美姉さんが、サプライズでバースデーケーキと花を準備してくれて、みんなでお祝いしていただきました。

優しいなあ、嬉しいなあ。

まだまだ誕生日が続いているみたい♪

▼<リーポール>のケーキは、ブルーのゼリー生地に星型のゼリーやフルーツがあしらわれた清涼感のあるサマースイーツ。さわやかな美味でした♡ 

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ひまわりなどビタミンカラーの夏の花でまとめられたブーケは、眺めていると元気が湧いてくる!

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ろうそくを消すとき「ずっとみんなと本を読んで語り合えますように……」と、祈りました。

ついでに、面白い映画がたくさん観られますように!

本と映画と、感想を語り合える友がいれば、元気に長生きできそうだもの♡




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by youyounote | 2018-07-07 07:22 | 東京女子書評部 | Trackback
わたしは通っていた女子高で自分自身のアイデンティティの多くが培われたと思っています。

「自分とは一体なんなんだ」「生まれてきた意味は?」「友情とは?」「恋とは?」「何を学ぶ?」「何をして生きていく?」

自問自答しては、苦しかった日々。

けれど最も人生で尊かった時代。

思い出すのは、ともに歌い、ともに語り、ともに泣き、何百往復も手紙を交換した友の顔です。

いまでも交流している人もいれば、消息が途絶えたり、疎遠になった人もいる。

ただし、顔の輪郭は曖昧になってしまっても、やりとりした手紙の一文はしっかり覚えていたりするのです。

あれってなんなんだろう?

感性が研ぎ澄まされていたってことなのかな。

折に触れ、「ああ、あんなことを語っていたな」「お互い語っていた通りの未来になったな」などと思い出すのでした。

そんな甘酸っぱくも苦しかった日々に、三浦しをんさんの『ののはな通信』(KADOKAWA)はいとも簡単に連れて行ってくれます。

というか、連れ去られてなかなか現実に戻ってこれませんでした。

……最近になってやっとこちら側に戻って来れたので(笑)さっそく仕事のお知らせを!

文芸ウェブサイト「カドブン」にて、三浦しをんさんと、作家の梯久美子さんのトークイベントのレポートを書かせていただきました。

人気作家たちのガールズトークをぜひご堪能ください。

読めば高校時代にタイムスリップしちゃうかもしれませんよ。






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by youyounote | 2018-07-06 22:16 | お仕事 | Trackback

熊本出身・東京在住のライター・作家、高倉優子の仕事や日々のこと。エンタメ系インタビュー、エッセイ、書評等を執筆。著書に児童書『学校犬バディ いつもいっしょだよ! 学校を楽しくする犬の物語』(角川つばさ文庫)がある。読書会「東京女子書評部」を主宰。野菜ソムリエや、全日本あか毛和牛協会認定「あか牛大使」としても活動する。youyounote@yahoo.co.jp


by 高倉優子