そんな彼女が、14年ぶりにミニアルバムをリリースしました!
「アルバムを作ろうと思っている」と最初に聞いたときは、とても驚きました。だって歌はあえて封印しているようにも思えていたから。(彼女からそう聞いたわけではなく、わたしが勝手に思っていただけですが)
さらに、「インディーズとして一から手作りする」と言うではありませんか!
「ええ、本当に???」と、さらに驚きました。
すばらしいチャレンジだけど、それってすごくすごく大変なことだと思ったから。
グループ時代の彼女はきっとたくさんのスタッフさんに支えられ、歌って、踊っていたはずです。
スターなので、すべてが準備されていたはず。
それは楽でもある半面、売れなければならないというプレッシャーもあったと思うんですね。
ほかのアーティストさんや作家さんを取材していても感ることなのですが、「求められること」と「やりたいこと」はどうしても違ってくるものです。
だからソロになり、大人になり、「今歌いたい曲」を歌うということに決めたのは尊いことだと思いつつ……。
ただ「何でもすきなことをやっていい」となったときに、すべてを自分で決めて物事を進めていくことは至難の業なんです。
それまで誰かがやってくれていたことを、すべて自分でやるわけですから。
ところが、AKINAちゃんはやってしまった。
やり遂げてしまった。
すごい。
まじ、すごい。
そのフットワークの軽さに、度肝を抜かれましたよ、わたしは。
また、彼女をリスペクトし、やりたいことを形にするために集まった才能豊かなアーティストさんたちもすばらしい。
シンガーソングライターのイナダミホさんがプロデューサーとして参加。
サウンドプロデューサーには、イナダさんが全幅の信頼を寄せる飛田興一さん。
さらには、彼のバンドメンバーの皆さんも演奏に加わっています。
ああ、音を奏でられるって素敵だな。
憧れるなあ。
2017年のAKINAの魅力がすべて詰まった、最高のアルバム「Flash」本日発売です。
都会的なサウンドと、感性豊かな歌詞、澄んだ声がきっと胸を打つはずです。
※わたしも「246」という楽曲の歌詞を書かせてもらいました。すごくすごくエキサイティングな経験♡
来年1月に始まる大河ドラマ『西郷(せご)どん!』のことを中心にいろいろお聞きしています。
鈴木さん、とーても優しくて素敵な方でした♡
さつま弁(鹿児島弁。とくに昔の言葉)は当然、難しかったそうですが、普段から外国語学習に励んでいる鈴木さんにとって、楽しい挑戦でもあったようです。
「方言の台詞、なにか一節!」とリクエストしたら、ちょっとだけしゃべってくださいました(無茶ぶりにも関わらず、気さくに神対応してくださる鈴木さん、やっぱり素敵だ♡)
小さい頃、鹿児島に住んでいたことのあるわたし(スピーキングはできないけれどヒアリングは得意)が聴いても、かなりお上手でしたよ。
鈴木さんの雄姿が観たいから、来年は大河ウォッチャーになろうと決めました。
近くて遠くて、あまり詳しく知らない西郷どんのことを勉強しながら、鈴木さんの好演を心に刻みたいと思います!
▼今号から表紙のデザインがリニューアル。グラビアの雰囲気も変わってます。鈴木さんのかわいらしい表情に必見です♪

すごいな。
最近、出会う人たちが、みーんなすごくて感動しちゃう。
やっていることが自由で、縛られてなくて、オリジナリティがあって、かっこいい。
そして、おごらない。いばらない。ひたすら謙虚。でもやっていることにプライドを持っていることが伝わってくる。
そんな人たちと話をしていると、わたし自身がちっさな存在だと思い知らされるのだけれど、でもどれだけ小さくたって、夢を描いたり、希望を持ってもいいんだって勇気がわいてくる。
誰かのことを少しだけ笑顔にできるんじゃないか、とか思えてくる。
すごく抽象的な表現かもしれないけれど。
せまい世界にとどまっていたらダメだね。
気後れしちゃうこともあるし、サンクチュアリから出たくない日もあるけれど、できるだけ人と会って話そう。
精神的な冒険をしよう。
そんなことを思っている師走です。
▼少し前、近所の公園にて。散歩をしている男女が風景に溶け込んでいて「映画のワンシーンみたい!」と思った。

バタバタじゃなく、パタパタ。
イメージは鶴の機織りの音! もしくはスリッパで歩く音だよ!笑
最近の仕事や出会った方々のことなど、書きたいことはたくさんあるのですが、取り急ぎ、更新されたばかりのアンアンウェブの連載「本棚ダイアリー」の情報を!
故・雨宮まみさんの結婚にまつわるエッセイについて書きました。
昨年の急逝から1年。
九州出身者どうし、あんな話やこんな話で盛り上がれたかもしれないし、落ち込んでいるときには励まし合えたかもしれないのに……。
もうお会いできないし、彼女の新作が読めないことが、とてもとても残念です。
でもこうして本は残るのだから、わたしも命が尽きるそのときまで文字を書き続けたいなと思うのでした。