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ドラマ『デート~恋とはどういうものかしら』を観ていたら、夏目漱石がI LOVE YOUを「今宵は月がきれいですね」と訳したというエピソードがとても効果的に使われていました。

わたしも以前、「東京レター」で書かせていただいたっけ。

「I LOVE YOUの訳し方」

折しも、スーパームーンが東京の夜空に輝いていた今宵。
なんて素敵な偶然かしら?

それとも今夜が月のきれいな日と知っていて台詞に入れられたのでしょうか?
教えてほしいです、古沢良太さま。←大人気の脚本家さん。

ドラマが終わったころ、ちょっとブレた写真とともに「月がきれいですね」というメールが届きました。

友人のそのセンスが大すきだ♪

わたしももちろん、「本当にきれいですわね」と返信した次第です。

▼送られてきた写真はこちら。なんだかUFOみたいだね。わたしも肉眼で見たけど、本当にきれいでした☆

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by youyounote | 2015-09-28 22:36 | つれづれ | Trackback
現在発売中の「小説 野性時代」の巻頭グラビアにて、女優の榮倉奈々さんをインタビューさせていただきました!

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テーマは、10月10日に公開される映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」について。

小説『図書館戦争』シリーズのファンとして、また映画の前作で岡田准一さんを取材させていただいて以来、その真摯な仕事ぶりに魅せられている身としては、ふたたび映画化されたことがとても喜ばしかったです。

映画の感想はというと……。

仕事に生きるゆえに恋愛に奥手なクールガイ・堂上(岡田さん←めっちゃはまり役!)と、図書隊員として男性のなかで頑張る(こちらも恋に不器用な)榮倉さん演じる、笠原郁の恋愛の行方はもちろん、福士蒼汰さん、田中圭さんといったイケメンたちが、本(図書館)を守って戦うシーンなど見どころ満載!

『図書館戦争』は近未来のお話です。

ですが、安保法案で揺れる現状とリンクする部分が大いにあります。

将来の日本がこの作品で描かれているように、言論や思想の自由を制限される国にならないためにも、自分にとって誰の声が正しいと思えるのか、どんな政策がベストだと思えるのかーー。

この映画(または原作)を見たり読んだりすることで、何か感じたり、考えたりする方(とくに若い世代)が増えたらいいなと思いました。

こぼれ話:
榮倉さんといえば「9等身」でおなじみですが、本当にすらりとした小顔美人さん。この映画を機に、トレーニングを続けていらっしゃるそうですよ。性格はめちゃくちゃ男前! どんな質問に対してもきびきび、そして簡潔に答えてくださったのが印象的でした。



▼そして同じ号で、女優の吉本実憂さんのインタビューも担当させていただきました。

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吉本実憂さんは、真っ白ガール!

それは色白の美人さんというだけの意味ではなく、エバーグリーンな透明感というか、全身からそこはかとなく輝く純潔さというか……。

とにかく「真の美少女とは彼女のような人をいうのだろう」と、見惚れてしまいました。

インタビューのテーマは、映画『罪の余白』について。

▼原作は、わたしも大好きな作家・芦沢央さんのデビュー作。こちらもぜひ読んでほしいです!

http://www.kadokawa.co.jp/product/321408000058/

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実憂さんは、天使と悪魔の顔を持つ美少女(女子高生)の咲を好演しています。

美しい涙(でもじつはウソ泣きだったり)を流してみたり、残酷にほくそ笑んだり……。

迫真の演技とはまさにこのこと。
とにかく「圧倒される」という一言に尽きます。

将来が楽しみ!

取材したから言っているのではなく、本当に彼女の演技を見るだけでも価値のある作品だと思います。

10月3日公開ですので、ぜひとも映画館へGO!


こぼれ話:実憂さんは福岡出身。同じ九州人トークで盛り上がりました。西日本の人間は「片づける」ことを「なおす」ということが多いのですが、「気を付けていても、これだけはついポロッと出てしまうよね~」と(笑)。よりいっそう、親近感が増したのでした。
by youyounote | 2015-09-27 00:22 | お仕事 | Trackback

朱夏の夢。

わたし、決めた!
来世は小学校から合唱部に入るんだ。

それで、Nコンを目指して猛練習しながら、友情をはぐくんだり、恋をしたり、将来の目標を立てたりしたい。

きょう、Nコンのドキュメンタリーを見ながらそんなことを思った。

中学生の部のテーマソングである、SEKAI NO OWARIの『プレゼント』を歌いながら、その歌詞に救われている少年少女たち。

ひとりぼっちでいることに苦しんでいる彼ら・彼女たちが強くなっていく姿を見て、歌の力ってすごいんだな、素晴らしいなあ、と思った。

合唱、楽しそうだった。

わき目もふらずまっすぐに、何かに熱くなれるってすごく素敵なことだね。
それが青春ってやつなんだろうね。

わたしはバレーボールに捧げちゃったよ。
いや、その青春はその青春で悔いはないんだけどね。

先日まで開催されていたワールドカップバレーとか、サッカーよりも野球よりも何十倍も楽しめたもの。

ルールもよくわかるしね!(もっともわたしが学生だったころは、リベロなんてポジションはなかったし、ずいぶんルールも変わってしまったけれど……)


ちなみに「青春」を過ぎた30~40代の人が置かれた季節のことを「朱夏」と呼ぶのをご存知だろうか。

青春が「学を志す」時期ならば、朱夏は「身を立てる」(=真の意味で自立する)時期なのだ。

合唱で人とつながるということは来世の青春までとっておくことにして、朱夏を生きるわたしはどんな夢を抱こうかな。

仕事以外で熱くなれるものを見つけることが、もっかの目標。
やっぱりスポーツかしら?

大分の伯父からは「卓球をやろう!」と声をかけてもらっている。
確かに、卓球っていいな。

上達しないまま投げ出してしまった、ウクレレをもう1回練習するのもいいかもしれない。

牛歩でゆるゆると。
朱夏の夢はゆっくり見つけて、ゆっくり叶えていけばいいんじゃないかと思っている。

▼「青春」を疾走中の甥っ子と「朱夏」をのんびり歩くわたし。世代を超えてお互いのすきな曲を「いいね」って言い合えるような関係でいられますように。ちなみに彼はパパの影響で中森明菜の曲などにも精通しています。イマドキの小学生が歌う『北ウイング』もなかなかオツなものですよ。

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by youyounote | 2015-09-26 23:44 | つれづれ | Trackback

生きるということ。

わたしは自分で言うのもなんですが、小さいころから落ち着いた子どもでした。

父が撮っていたVTRにその証拠が残っていて、姉や妹がわちゃわちゃしている横で静観しているようなひたすらクールな(生意気な?)子どもだったのです。

中間子という後天的な要因もあるにはあるけれど、たぶん、持って生まれた気質によるところが大きいのでしょう。

外を駆け回るのがすきな一方で、ぼんやり物思いにふけるのも大すきでした。

読んだ絵本の続きを創造してみたり、まだ行ったことがない街のことを想像してみたり……。

それから死後の世界について考えてみたりもしていました。

死んだらどうなるんだろう?

心はどこへ行くんだろう?

本当に生まれ変わったりするんだろうか?


まあ、結局、答えは出ないままオトナになってしまったのですが……。

女優の川島なお美さんが亡くなり、その若すぎる死を惜しむ声が多く聞こえてきます。

わたしは川島さんご本人とお目にかかったことはありませんでしたが、ご主人の鎧塚俊彦さんに取材でお世話になったことがあり、闘病中というニュースを聞いたときから「どうか完治なさいますように」と思ってきました。

いまは川島さんのご冥福をお祈りするとともに、鎧塚さんに心の平安が訪れることを願うばかりです。


昨年、仲良くしている友人の母君が、50代という若さで他界されました。
彼女は悲しみを感じるよりまず先に「人は本当に死ぬんだ」と驚いたといいます。

そうなのです。
人は死ぬ、そして自分も死ぬ。

当然のことだとわかっているのに目の当たりにすると、想像以上にダメージを受けてしまう。

それが世の常なのでしょうね。


川島さんの病気もがんでしたが、がんは相変わらず日本人の死因の1位です。
医学の進歩で「治る病気」になってきたとはいえ、脅威の存在であることに変わりはありません。

わたしだっていつ罹患するかわからない。

わたしの愛する人たちがかかってしまう可能性だって大いにあるし、実際に闘病している家族や親戚もいます。

あらゆる予防をしていても、人間ドックですみずみまでチェックしていたとしても病にかかることもあれば、不慮の事故に遭うことだってあるのです。

だとしたら、わたしのやるべきことは何だろう?

そんなことを考えていたら「心が赴くままに生きたい」という答えが浮かびました。


すきな人たちと集って語らい、すきな風景を見て、すきな本を読んで、すきな仕事をして、たくさん笑って、おいしいものを食べて。

ハレの日ばかりじゃないごく当たり前の日常を「あした死んでも悔いはない」と思えるように。
心地よく生きられたらいいなと思うのです。

もちろん、わたしが愛するすべての人たちにも同じように日々の幸せを感じながら生きてほしい。

ただただ、そう願います。

子どものころ理解できなかった「死」について完璧にわかったわけじゃないけれど、オトナになっていっそう強く思うのは「時間は無限じゃない」ということ。

限られた大切なときを、誰かを悪く言ったり、愚痴ったり、人と自分を比べてウジウジしたり、不毛な討論に割くなんて、本当に馬鹿げていると思うから。

最期のときに「ああ、楽しかった!」って思いながら「もう思い残すことはないです。みなさん、サヨウナラ~!」って言いたいな。

「ひとつ心残りは、○○を食べられなかったことだったな」とか思いながら、食いしん坊のまま空にのぼっていけたらいいな。

2015年の9月25日の夜、そんな風に思っていることを、ここに記しておきたいと思います。


▼秋分の日の空。雲がすっかり秋めいていて、季節の移ろいを感じました。

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by youyounote | 2015-09-25 21:25 | つれづれ | Trackback

内なる声。

アップするのを怠っているうちに、気がつけば秋本番。
世の中はすっかり涼しくなっていました。

大雨の被害やチリの地震に、熊本・阿蘇の噴火など……。
最近、天災が多くて悲しくなってしまいます。

各地の被害が最小限でありますようにと願わずにはいられません。


先週末、2泊3日の弾丸ツアーで九州に戻っていたのですが、火山灰の影響で乗るはずの飛行機が飛ばず……。

福岡便に振り替えてもらい、慌ただしく帰ってきました。

翌日から取材を含め仕事がぎっしり詰まっていたので、もし飛行機が無理ならば新幹線か深夜バスで帰るしかない……と思っていたので、無事に帰ることができてよかった!

そして週も半ばを過ぎ、仕事は順調です。
(きょうはあの人気女優さんのインタビュー♪ かわいかったー! 男性スタッフさんたちが色めきだっておりました。笑)


ただ先週~今週はちょっと突っ走りすぎているため、体が悲鳴を上げていて「スパイス系の料理を食べさせろー!」と内なる声が聞こえます(笑)

▼そこで、近所にあるインド料理店でカレーと焼き立てのナンをテイクアウト。

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インドから取り寄せるという数十種のスパイスとともに、ジャガイモ、ニンジン、パプリカ、カボチャ、インゲン、オクラ、ナスなどが煮込まれた「野菜カレー」。ちなみに辛さは5段階のうちの「2」。それでもけっこうピリ辛です。

スパイスのおかげか、元気がわいてきた!
パワー、復活だ!

ちょうどいまごろが夏の疲れが出るころなんですって。

みなさんも「つらいな」「疲れたな」と思ったら、自分の体が欲するものを与えてあげてくださいね。

笑顔で楽しい秋を過ごせますように。

よーし、次はタイ料理を食べに行こっと!(結局、元気の素は食べ物なのです、わたし。笑)
by youyounote | 2015-09-17 22:27 | つれづれ | Trackback
わたしには、ありがたいことに両親がいて、その両親にもやっぱり両親がいて。

その前にもひいじいちゃん、ひいばあちゃんがいて……。

もっというと、ご先祖さまがいてくれて、たとえば、縄文時代とか、平安時代とか、明治維新のころとか、第二次世界大戦を乗り越えて「命」をつないできてくれたから、わたしは生まれて来られた。

ときどき「なんか生きてるって奇跡みたいだ」と思うことがある。

わたし自身は子どもを産んでいないから、自分がリレーに直接加わることはないけれど、でも、わたしが生きているいまを何らかの形で残していけたらいいなと思っている。

といっても、ほそぼそと書き続けるということしかできないのだけれど……。

ということで、そんな気持ちを連載エッセイ「東京レター」につづりました。

よかったら読んでやってください。

第97回「祖父から受け継いだもの」http://tan-su.com/archives/11403

数年前から続けてきたこの連載ですが、第100回でいったん幕を下ろす予定です。

もともと決めていたこととはいえ、ちょっと寂しい気分……。
でも、はじまりがあれば、おわりがあるもの!

さあ、残り3回、なにを書こうかしら?
真剣に考えたいと思います。

▼連載のなかで紹介した、彩坂美月(あやさか・みつき)さんの最新刊『柘榴パズル』(文藝春秋)は優しい読後感が満ちる物語。読んでよかったと心から思えるお話。

家族のカタチについて考えさせられます。

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by youyounote | 2015-09-09 22:48 | お仕事 | Trackback
書店で配布されている冊子「本の旅人(9月号)」にて、作家・堂場瞬一さんのインタビューを担当させていただきました。
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もともと新聞記者だったことも関係しているのでしょうか?

堂場さんは鋭い視点と嗅覚でもって次々と社会的問題にメスを入れ、それをエンターテインメント性の高い物語のスタイルにして、世に送り出し続けています。

警察小説のほかスポーツ小説や青春小説などジャンルにこだわらず、さまざまな作品を発表し、2002年のデビュー以来、著作がもうすぐ100冊になるのだとか!

今回のインタビューでは、最新刊『十字の記憶』(角川書店刊)について、さらに、100冊までのカウントダウン企画「堂場瞬一の100」プロジェクトのことについてもお聞きしました。

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その場にいた全員が「なるほどー!!!!!」と納得した、「心をニュートラルに保つコツとは?」という質問の答えも掲載されていますので、ぜひ、書店で見つけて読んでくださいませ。
by youyounote | 2015-09-08 23:25 | お仕事 | Trackback

伊坂幸太郎さん。

きょうの嬉しかった出来事……それは、作家の伊坂幸太郎さんにお会いしたこと。

すごく久しぶり(10年ぶりくらい?)だったのに、覚えていてくださいました~!

何度お会いしても「誰だっけ?」みたいな方もいらっしゃるので……(まあ、存在感のないわたしがいけないだけなんだけど。笑)とってもとっても、とーっても嬉しかったです。

伊坂さんの小説を読むと、変な言い方かもしれないけれど、「うまいな」「プロだなあ」と唸らせられるとともに、活字には、ほかのメディアにはない「力」があることを思い知ります。

そして、わたしはやっぱり「小説」がすきなんだなあ、と実感するのでした。

きょうはそんなことを改めて思った1日。

働いていると世知辛いこともたくさんあるけれど、長く続けているとご褒美的な楽しいこともあるものです。

またあしたから当分がんばれる! 1ヶ月くらいはね!(短っ!笑)

▼映画化(11/7公開)を機に、文庫版を読み直しています。やっぱり面白い! 『グラスホッパー』(伊坂幸太郎著、角川文庫、637円)

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by youyounote | 2015-09-04 22:49 | お仕事 | Trackback

自分の感受性くらい。

先日、友人と「どんな人と仲良くしたいだろうね」というテーマになって、わたしはいろいろ条件を挙げてみたのだけれど、結局のところは、「感受性が豊かな人」という答えが出た。

他人のことをおもんぱかることができる。

多視点が持てる。

美しいものを見て美しいと思い、それをきちんと表現できる。

近しい人に感謝の気持ちを素直に伝えることができる。

ここじゃないどこかに向かう扉は、自分の手で開けるしかないと知っている。

孤独(=自由)を楽しみ、誰かと集うことにも喜びを見い出せる。

つまりは、そんな人。

時間は限られているのだから、想像力や感受性に欠け、グチグチ文句ばかり言っている人に付き合っている暇はないからね。

わたし自身、もし自分の人生がうまくまわらなくなったときも、誰かのせいや、時代のせいにしたくはないのだ。

自分の目で、手で、足で進んでいきたい。

そうしないと、詩人の故茨木のり子さんに叱られちゃうからね!


「自分の感受性くらい」(茨木のり子、1977年)

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ



▼『自分の感受性くらい』(茨木のり子著、花神社、2052円)には、色あせない20篇の詩が収められている。表題作もいいが、「詩集と刺繍」など、小気味よくて読んでいてスカッとする。この人の誰にも似ていない言葉の選び方が、わたしは大すきだ。

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by youyounote | 2015-09-03 21:40 | | Trackback

熊本出身・東京在住のライター・作家、高倉優子の仕事や日々のこと。エンタメ系インタビュー、エッセイ、書評等を執筆。著書に児童書『学校犬バディ いつもいっしょだよ! 学校を楽しくする犬の物語』(角川つばさ文庫)がある。読書会「東京女子書評部」を主宰。野菜ソムリエや、全日本あか毛和牛協会認定「あか牛大使」としても活動する。youyounote@yahoo.co.jp


by 高倉優子