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チャレンジ精神。

「東京女子書評部」の活動をスタートさせて約1年。
あちこちで、「それって何ですか?」と聞かれるようになってきました。

当初、「同じ本を読んで、集って、ゆるく語らう会」と位置づけていて、
いまも基本的にそのスタンスは変わらないのですが、
今後はもっともっと有意義な語らいの場にしていけたらいいなと思っています。

先日、久しぶりにメンバーの皆さんと集まって、じっくりミーティング。
それぞれが思う「書評部」の今後について、熱く語り合いました。

問題点も解決し、今後の方向性が見えた気がする!
そしてずっと止まっていた書評部ブログもきちんと立ち上げられそうです。

開設できたら改めてここでもお知らせいたしますね。

さて、そんなメンバーたちと一緒にある出版イベントに出かけてきました。
以前、取材させていただき、このブログでも紹介した立木早絵さん初めての著書
夢を見る力 自分を愛して、自分を信じて』発売記念のトーク&ライブ&握手会です。

早絵さんが本を出すことになったきっかけや、これまでチャレンジしてきたことの裏話、
そして「シンガーソングライター(見習い)」として頑張っているお話をはじめ、オリジナルソング2曲の弾き語りも!

まっすぐな歌声に、背筋が伸びて、「私も頑張らなくちゃなあ」と素直に思えた時間でした。
ピュアさをなくしちゃいけないし、チャレンジ精神を忘れちゃダメですね、ほんと!

オリンピックを観戦していても思うけれど、自分で自分を信じることがすべての一歩になるんですよね。
だから、早絵さんの本のサブタイトル「自分を愛して、自分を信じて」ってすごくいいと思う。

ときどきキライになることがあっても、最後は、自分を信じてあげないと、、、って気づかせてくれた早絵さん。
そして、そんなわたしの支えになってくれている書評部の皆さん、家族、友人に心から感謝!

早絵さんのブログはこちらから。

▼編集担当の亀井さん(角川書店)を囲んで。
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早絵ちゃんの「サイン」(スタンプ)もとってもステキ。大切にします!
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by youyounote | 2012-07-31 11:30 | 東京女子書評部 | Trackback

ソーダ。

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「暑いね」「のど乾いたねー」

年下の男の子とのデート。
コーヒーじゃなく、ソーダを注文する。

勢いよく、ストローを吸う。
のどを刺す、弾ける泡。吹き抜ける、爽やかな風……。

ソーダは、真夏と、青春の味。
by youyounote | 2012-07-26 15:34 | エッセイ | Trackback

結婚祝い。

BSの「fox238」で『セックス・アンド・ザ・シティ』をやっていて、たまたま見た。
やっぱりいいな、SATC!

都会に生きるシングル。
痛さも、気ままさも、寂しさも、楽しさも、ぜ~んぶ理解できるから。

もちろん、4人のようなラグジュアリーな暮らしはしていないし、あんなにバリバリ働いてもいないけれど。
でもやっぱり、めちゃくちゃ共感できる! わかるわかる!って言いたくなる。

今回のあらすじは、、、

出産した友人宅にマノロブラニクの靴を履いて出かけたキャリー。

「雑菌が気になるから、靴を脱いでくれる?」と友人に言われ、しぶしぶ脱ぐが、その靴がなくなってしまう。
誰かが間違えた? それとも盗まれた……?

いつもの面々から「弁償してもらうべきよ」と言われたキャリーは、意を決して友人に話を切り出す。
けれど「たかが靴に485ドル? そんな額、払えないわ!」と一蹴されてしまい・・・・・・。

キャリーがその友人の結婚、出産祝いにかけた額はおよそ2000ドル。

「シングルは誰からも、なんにも、もらえない。これって不公平じゃない?」

無視を決めこむ友人の留守電にキャリーが残したメッセージは、
「今度わたし、結婚することになったの。相手はわたし! お祝いはマノロブラニクをお願いね」


ああ、なんてなんて、粋なんだろう!
なんてなんて、こじゃれてるんだろう!

わたしだったら、「あの人ってサイテー。もう知らない」で済ませちゃうんだろうなあ。
だけど、キャリー・ブラッドショーは、決してなあなあにしない。

それってアメリカ人だから? そういう性格だから? 
わからないけど、すごくステキだな、スマートだなって思う。

彼女たち4人の素晴らしいところは、どんなに言い争っても、しこりを残さずつきあっているところ。
言いたいことをちゃんと伝えて、腹を割って話すところ。

そうじゃなきゃ、あんなに長いこと友情は続かないよね。

1回(というかもう何度も)見たけど、あらすじ忘れちゃってる回もあるし、もう1回見てみようかしら?

ドストライクすぎて胸が痛いかもしれないけれど。でも、昔よりいまのほうがきっと胸に響くはず!

で、すっかりキャリー気取りのわたしは、いつか誰かに言ってやるんだ。

「わたしはわたしと結婚するの。お祝いは図書カード5万円分、よろしくね!」

マノロブラニクじゃなく、図書カードってところが我ながらパッとしないにも程があるけど(笑)

かっこつけたって、装ってみたって、これがわたし。
でもいつか、マノロブラニクも履けるような女になりたい。

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by youyounote | 2012-07-25 23:54 | エッセイ | Trackback

別れのあと。

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愛について、語る資格は私にはない。
なぜなら私にはそれが、わからないから。
感覚として、あるいは、言葉として、恋愛も性愛も情愛も慈愛もわかるが、愛は、わからない。
いまだにそれは謎に包まれている。
(小手鞠るい著『別れのあと』表題作より抜粋)



『別れのあと』(新潮社 1365円)を読み返すのは、眠れない真夜中。
なぜか手にしたくなる。

淡いグリーンの美しい表紙を撫で、ギュッと抱きしめてみる。
そう、ストーリーはもちろんのこと、柔らかい装丁や質感を含め、わたしはこの本が大好きなのだ。

「本は図書館でしか借りない」という人もいる。
不況だし、タダで読める場所があるんだから活用しなきゃ、って考えもよく理解できる。

わたしだって図書館ユーザーのひとりだ。
資料やレシピや絶版になった本などを借りている。

でも、ちょっと高いチョコレート1箱や、ランチを1回ガマンすれば買える値段なんだし、
本当に好きで手元に置いておきたい本と出合ったときは買う。

人との出会いと同じで、「ウマが合いそう!」というインスピレーションを感じたときも買う。

そこはケチりたくないし、ほかの人にもケチってほしくない。
出版業界の片隅に身を置く者としてではなく、単なる、本好きとしてそう思う。

自分の手元に愛すべき本があれば、やるせない夜、切ない夜、悲しい夜、
読み返したり、表紙に触れたりすることで慰められたり、励まされたりするのになあ。

宝石やバッグや洋服と同じように、いつかその人の財産になるのになあ。


いま、読みたい本がたくさんある。
書店よろしく、本棚に平積みしている本の山が日々高くなってゆく。

「時間は作るもの」なのだから、忙しいなんて言い訳せずに、まずはナナメ読みしてゆこう。
そして、何度も読み返す「盟友」と呼べる本を少しずつ増やしてゆきたい。

それは血となり、肉となり、いずれは魂となって、どこかに存在し続けるはずだ。
たとえ、わたしがいなくなったとき、ただの紙くずになったとしても――。
by youyounote | 2012-07-24 04:24 | | Trackback
書かせていただいた、いろんな記事のアップも滞っていますが、取り急ぎ。
男子食堂ウェブにて連載させていただいている『おいしい読書』を更新しました!

わたしが飛行機が好きな理由を綴らせていただいています。
ぜひ読んでやってください♪

こちらから。

そしてそして。
ある文芸誌で書かせていただいた書評を、文庫の解説に流用していただけることになりました。
めちゃくちゃ嬉しい! 一生懸命書かせてもらったものだから、本当に嬉しいのです。
(あと、勉強になりそうなお仕事の依頼もひとつ。それも楽しみー!)

大きいとか、小さいとか、高いとか、安いとか――そんなこと関係なく、
どんな仕事もご依頼いただいた編集者さんに感謝と敬意を持って、しっかりやらせていただかねば。

改めてそう思いました。
それから、誠意を持って人と付き合っていかなくちゃ、とも。

3歩進んで2歩下がる的な、不器用&牛歩なわたしですが……。
仕事先の皆さま、友人の皆さん、これからもどうぞよろしくお願いいたします!

▼本文には関係ないけれど、近くの公園にやってきた鴨の親子です。
気持ち良さそうに泳いでてうらやましい~。ちょっと、モネの絵みたいじゃないですこと?(笑)
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by youyounote | 2012-07-20 01:29 | お仕事 | Trackback

夏空。

きょうの空、キレイだったなあ。

暑くてイヤになって、仕事の手を止めてベランダに出てみた真昼の空。
そして、言葉をなくすほど圧倒的な迫力を見せてくれた夕暮れの空――。

遠くでかすかに、セミの鳴き声が聴こえる。
もうすっかり夏なんだ。夏が来たんだなあ。

水害で被害を受けた、熊本の友人・親戚たちにとっては憎き酷暑だろう。
何もできなくて本当に申し訳なく思う。

けれど、ふと見上げた空がキレイで、ちょっと励まされて「仕方ない、頑張るか」と思ってくれたらいいな……。
なんて勝手だけど、そんなことを考えている。
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by youyounote | 2012-07-17 19:30 | フォトエッセイ | Trackback

暑気払いの会。

以前、通っていたウクレレスクールの仲間たちと、暑気払いの会をやろうということになり、
おいしくて感じのいい炉端焼き屋さんに集合しました。

レッスンに通っているころは時間が夜だったこともあり、
ゆっくり食事に行ったり、飲み会をすることもなかったので、こうして集まるのは初めて。

それぞれのこと、知ってるようで全然知らなかったということが、よ~くわかった会でした。
だいたいからして、「ねえ、歳いくつ?」って聞き合ってたくらいですから(笑)

最年長のたけちゃんは御歳81歳。
含蓄のあることを、いっぱい語ってくれました。

「自分のこと、二十歳くらいだと思ってるし、やりたいことがありすぎて時間が全然足りない」
「妻は『趣味=夫』という人。そんな彼女に付き合えるのは自分くらいだと思ってる」
「生まれた瞬間から人生の筋書きは決まっている。誰に会うとか、誰と恋するとか、誰と結婚するとかね」

などなど。

ふむふむ~。
じゃあ、ジタバタせず、運命に身を任せておけばいいじゃないか……と悟った、単純なわたし(笑)

たけちゃんの言葉に触発されたメンバーたちも、
「じゃあ、俺は18歳!」「私は22歳かな」などと、勝手に自己申告し始めて……。

実年齢がわからず、埒があかないので、
「平成になった年は何してた?」「中学時代に好きだったアイドルは?」など、クイズ形式にして探り合い(笑)

これ、かなり盛り上がるのでおすすめです!

あと、地方出身者が初めて東京に来たときの感動を語るのも面白かった。
と言いつつ、私ともうひとり(男性)のみで、残りは東京&神奈川生まれの都会っ子ばかり。

ちなみに、わたしは大人になってから上京したので、彼のような純粋な感動はあまりなかったのですが、
子どもの頃、トレンディドラマを見ていた影響を受け、

「いつか東京に行って、おしゃれなマンションでルームシェアして、シェアメイトのイケメン男子と一緒に
リビングでビールを飲んだりするんだと思ってた!」と妄想していたことを語ったら、笑われてしまいました。

結局、ルームシェアもしてないし、ビールに至っては飲めないしね、と(笑)

同級生でもなく、同僚でもなく、趣味がきっかけで集まった6人。
ルーツも職業も年齢も違うけれど、楽しく集うことができるって幸せ。

たけちゃんがいうように、友だちになるのに年齢なんて関係ないし、
年上でも年下でも同世代でも、「この人、好き!」って人と付き合えばいいだけなんですよね。

イッツ、シンプル。

みんな人がよくて、ほのぼのしていて、優しくて。ああ、いい仲間がいてよかった!

きっとわたしたちは、生まれたときから出会うことが決まったいたのでしょう。
ね、たけちゃん?(笑)

次は鍋の季節に開催する予定!
その日を楽しみに、暑い季節を元気に駆け抜けようと思います。

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by youyounote | 2012-07-14 23:11 | つれづれ | Trackback

祈り。

雨は大地を潤して、わたしたちの命をつないでくれる大切な恵みだけど、
昨日から西日本を襲っている大雨だけはうらめしい。

床上、床下浸水してしまった友人宅。
避難しているのか連絡が取れない知人。
大切な人を失ってしまった故郷の人々……。

高台に住む家族はことなきを得たけれど、そういう話を聞くと胸が痛い。

地震も、洪水も、火山の噴火も――。
自然の力にわたしたちがかなわいのはじゅうじゅうわかっているのだけど、
どうぞ、大切な命を簡単に奪っていかないでください、といいたくなる。

神に願ったり、祈ったりすることしかできなくて、とても非力だけど。
せめて、そうせずにはいられない。

どうぞ、あしたは雨が上がっていますように。
大切な命が守られますように、と、ただただ祈りを捧げている。
by youyounote | 2012-07-13 05:03 | つれづれ | Trackback

逃げる極意。

いつも行く公園のベンチに座って本を読んでいたら、隣のベンチで楽しい会話が始まった。
私と同世代くらいの犬連れの女性と、中学生の女の子ふたり。3人のトーク。耳を澄ますわたし。

女性「あなたたち、いくつ?」
女子A「12歳。中1です」
女性「そうなんだ。若いわね。この子(犬をなでながら)のほうが上だよ。もう14歳なの」
女子B「へえ、大人なんですね」
女性「そうそう、もうね、おじいちゃん。あなたたち、同級生?」
女子A「あ、双子なんです。二卵性の」
女性「えーーーー、双子だったんだ! どうりで似てると思ったんだよ~」
女子B「ええ、似てますか? 全然似てないって友だちから言われるんですよ」
女性「でもね、なんていうか、雰囲気? うん、雰囲気が似てるのよ。へえ、双子かあ……」

3人は家が近かったらしく、
「買い物はどこに行くか」とか、「あそこに新しいマンションが建つらしい」などとご近所トークを繰り広げ、
最後には女性が「私、○○マンションで彼氏と暮らしてるからさ、遊びに来なよ。402号室だから」と言っていた。

子どもだからと目線を下げるわけじゃなく、普通の友だちのようにしゃべっているその女性をすごいと思った。
わたしだったらもっと、媚びた質問をしてしまうかもしれないし、そもそもそんなに長いこと会話が続かない。

あまりに自然で、いい感じの距離感だったのに、いたく感動してしまった。
「人見知りをしない」がセールスポイントのわたしだけど、完全なる敗北という感じ。

双子ちゃんたちも本当に楽しそうだった。
きっと本能で、「この人は信用しても大丈夫」と思ったんだろう。

学校以外の場所で、こういう大人と出会えることは子どもにとって素晴らしいことだと思う。
信頼できる大人がいれば、狭い世界で何かがあったときに苦しまずに済むから。

連日報道されている、中学生のイジメ関連のニュースを見聞きするたび、胸が痛む。
その子に逃げ場がなかったこと、「逃げろ!」って言ってくれる大人がいなかったことに。

「逃げるが勝ち」

本当にそうだと思う。
太刀打ちできない理不尽からは逃げるべきだし、それを恥じることはない。

笑われたって、バカにされたって、負け犬と言われたって――。
逃げてほしい。逃げ切ってほしいと願う。

わたしも自分を傷つけたり、理解してくれずわがままに振舞う人から逃げてきた。
100メートル10秒くらいの逃げ足の速さで。だからいつも傷は浅くて済んだ。

これからもきっと、理不尽から逃げ続けるだろう。
それはわたしが身に付けた「人生の護身術」なのだ。

今度、公園であの少女たちに会ったら、わたしも話しかけてみようかな。勇気を出して。
おせっかいかもしれないけど、「逃げる極意」を教えてあげたい。

▼彼女たちのおしゃべりが終わり、わたしもそろそろ帰ろうと立ち上がったら、マジックアワーが訪れていた。
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by youyounote | 2012-07-10 23:55 | エッセイ | Trackback

会食の夜@表参道。

表参道は東京一、好きな街。
自宅からも近いし、なじみの店もたくさんあるし、なんといっても行くと気分が高揚する!
街の持っているパワーやきらめきが、たまらなく好きなのです。

きょうはそんな表参道で会食でした。だからルンルン気分(笑)

行列のできる弁護士が教える 男と女のトラブル相談室』(角川書店)の出版を記念して、
角川書店の編集者さんが企画してくださったのです。

久しぶりに著者の大渕さん、そして事務所の皆さまともお会いでき、
法律とはまったく関係ないところの、いわゆるガールズトークで盛り上がったり、
おいしいフレンチをいただいたり、本当に楽しいひとときを過ごすことができました~。

帰りしな、弁護士の木村女史と「自分の仕事について」というテーマでお話しているとき、

「好きな人にお会いして、好きな質問をして、それに答えていただける――。
思えばそんな楽しいことでお金をいただけるなんて『なんて幸せなんだろう』って思うんですよ」

と、僭越ながら語らせていただいたんですね。
自宅に帰ってひと息ついたいま、「本当にそうだよな~」と改めて思います。

大渕さんや、スタッフの皆さん、そして、優秀な編集者さんたち。

この仕事に就いていなければ出会えなかった方々と、こうして交流できること。
なんてなんて幸せなんだろう~、と。

出会いに感謝! 本当に大感謝!

ライターになってよかったと、心の底から思った夜でした。
あしたからまた、原稿書き、頑張るぞ~。

きょうのところは心地よい余韻に浸りながら、眠りに就きたいと思います(笑)

▼チーム・角川書店(withわたし)&チーム・アムール法律事務所。
フレンチのフルコース、とてもおいしかったです♪
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by youyounote | 2012-07-04 23:58 | お仕事 | Trackback

熊本出身・東京在住のライター・作家、高倉優子の仕事や日々のこと。エンタメ系インタビュー、エッセイ、書評等を執筆。著書に児童書『学校犬バディ いつもいっしょだよ! 学校を楽しくする犬の物語』(角川つばさ文庫)がある。読書会「東京女子書評部」を主宰。野菜ソムリエや、全日本あか毛和牛協会認定「あか牛大使」としても活動する。youyounote@yahoo.co.jp


by 高倉優子