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カテゴリ:つれづれ( 932 )

初夏の誕生日。

ある年の初夏。

川辺で涼んでいたら、
桶に入った赤ん坊が流れてきた。

どんぶらこ、どんぶらこ。

おぎゃあ、おぎゃあと泣くものだから、
仕方なく拾い上げて連れて帰った。

それがおまえだった。

「6月25日生まれ」と書いてあったから
おそらくその日が誕生日。

「なんで拾ってしまったんだろう」と
思うときもあったけど、
乗りかかった船だから仕方ない。

産みの親にいつか返すその日まで
育ててきたんだよ。


父がよくこんなことを言っていた。
洒落とユーモアのある人だった。


父のストーリーを生かすのならば
育ての親に拾われてから早ン十年。

毎年祝ってくれていた父の不在を思うと
まだ涙があふれてしまうけれど、

母や姉妹、姪っ子、甥っ子、義弟、友人たち。
大切な人たちに祝ってもらえて
とても幸せな誕生日だった。

スピリチュアルなことは
あまり信じない性質だけど、
それでも思う。

わたしはきっと、父と母を選んで生まれてきた。

大好きな人たちも、ちょっと苦手な人たちも
いるべくして、今、わたしの周りにいるのだ、と。

今生の縁を胸に、新しい1年を始めよう。
たくましく、つつましやかに生きよう。



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by youyounote | 2019-06-25 14:53 | つれづれ | Trackback
あなたは人のよいところを
探すのが上手な人です。

ある人が言ってくれたこの言葉が、
ここ最近で一番嬉しかった。

正直「この人、苦手だな…」と
思うことだってある。

だけど、基本的には、

いいところを探して誰かに伝えたいなって
いつも思ってるし、行動もしてる(つもり)。

ライター業だってそれがポリシー。
インタビューさせてもらったのも何かの縁。

その人のよさを読んでくれる人に届けたい。
その一心で書いている。

だから人の悪口ばっかり書かなきゃいけない
超有名雑誌からのオファーは断った。

いくらギャラが高くてもいやだ。

ネガティブにまみれたら
わたしの持ち味がきっと死ぬから。

わたしはすきでライターをやっているんだから
すきなことしか書きたくない。


何年つきあっても、わたしのよさを
見つけてくれない人がいる一方で

知り合ってすぐ核心に触れ、
慈しんでくれる人もいる。

ありがたい。
人って温かい。

ときどき厭世的にもなるけれど、
まだまだ人との交流は捨てたもんじゃ
ないなぁ……。


ストロベリームーンが上るのを待ちながら、
そんなことを考えた。


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by youyounote | 2019-06-18 13:07 | つれづれ | Trackback

おすそわけ。

高校の先輩でもあり、新聞社時代の先輩でもあるお方とランチへ。

ご実家(熊本・天草)から届いた晩柑をおすそ分けしていただいたんだけど、みずみずしくて爽やかでおいしかった!

ほうじ茶チョコレートをいただくのも楽しみだなぁ♡

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by youyounote | 2019-05-30 01:48 | つれづれ | Trackback

寄り道。

「ゆうちゃんと歩いてると、なかなか家に帰り着かんねー。早よ、帰ろ!」

以前ふたりで散歩に行ったとき、呆れ顔で母に言われた。

道々で、気になるものを撮影するわたしは、立ち止まってばかりいるのだ(自覚あり)。

それは東京にいても同じ。

撮影しながら帰るから、すぐには家に到着しない。

側から見ればムダな動きかもしれないけれど、わたしにとっては楽しい寄り道。

芸術活動といった高尚なことではなく、単に好きなもの、忘れたくないことを記録しているだけ。

撮った写真は、誰に見せるわけでもなく、スマホのフォルダーに入れっぱなしにしているけれど、ときどきこうしてブログに載せてみる。

▽マジックアワー直前の団地。ノスタルジックな気分が掻き立てられる。


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▽こちらは道端に咲いていたコンペイトウみたいなお花。調べてみたら、タデ科のヒメツルソバという花だった。覚えておこう!


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by youyounote | 2019-05-20 10:05 | つれづれ | Trackback

3人のアラタ。

「アラタさんがすきなんだ」と言うと、

ああ、古田新太さん?

とか、

おっ、新田真剣佑くん?

などと言われがち……。

でも正解は、井浦新さんなのでした。

アラタちがい。

カメラ片手に、外国を旅する番組を見て以来、気になり始めた。

もちろん、彼の繊細なお芝居もすきだ。

男性でも女性でも、惹かれるのは文化系インテリジェンス。

文学とか、音楽とか、もっというとイデオロギーとか、瑣末なことから大きなものまで、いろんなことを語り合ってみたいと思える人。

そういう意味では、古田新太さんも、新田真剣佑くんも確固たる自分の世界を持っている人だから、魅力的ではないか。

アラタちがいじゃなかった。

気になるアラタ。

3人のアラタ。

これからも注目したい。




by youyounote | 2019-05-20 04:20 | つれづれ | Trackback

令和初のこどもの日に。

昔、妹が「こいのぼり」を上手に発音できなくて、
「こいぼーり」と言っていた。

父はしきりにそれをからかい、何度も妹に言わせていた。

「こいのぼり」
「こいぼーり」

「違う違う、こいのぼり」
「こいぼーり」

「違うよ、こいのぼり!」
「……」

父にとっては戯れの時間。
けれど、妹はきっとイヤだったに違いない。

こいのぼりを見かけるといつも、
このやりとりのことを思い出す。

そして、父がいた日々が懐かしくなる。


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令和元年のこどもの日、仕事仲間に桜餅をいただいた。
季節のものを手作りする心意気が素敵。

濃い日本茶とともに、おいしく味わった。

口福なひととき。

菖蒲湯ではないけれど、
こどもの日らしく入浴剤を入れて湯船につかろう。



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by youyounote | 2019-05-05 19:19 | つれづれ | Trackback
中国系マッサージ店にときどき行く。

中国人のお兄さんは日本語がまったくしゃべれない。
でもそれはイコール、

「今日はいいお天気ですねぇ」とか
「お客さん、お疲れぎみでしょう?」

なんて、お愛想話もしなくて済むということ。
わたしにとって、それはとても心地いい時間。

彼はわしわし体をほぐしていく。

力強く、けれど的確に。

わたしの凝り固まった体はみるみるうちに柔らかくなっていく。

「どこがお疲れですか?」と聞かれ、「肩です」などと答えて
他の場所をおなざりにされるのは、よくある話。

だけど、彼は違う。

話せない分、手先や指先で凝りを見つけ出し、
ちゃんとほぐしてくれるのだ。

体が十分にほぐれた後は、足裏マッサージへ。

これがまた本当に上手で驚いてしまう。

修練のたまものかもしれないけれど、
きっと彼には天性のセンスがあるのだと思う。


施術を終えたあとは、重い兜を脱いだようにスッキリ。

空も飛べるかも……ってくらい体が軽くなる。


そしてお茶と一緒に山楂餅(シャンジャーズビン)を味わう頃、
わたしの幸せ度はマックスになっている。

山楂餅とは、サンザシの実を潰して砂糖や寒天と混ぜ、
乾燥させた中国のお菓子。

コインみたいに薄くスライスしてあり、
口に入れると甘酸っぱい香りが広がって、しみじみおいしい。

わたしが「これ、好き!」と言いながらパクパク食べていたからか、
お会計を終えて帰るとき、テーブルに置かれた山楂餅を3つ持たせてくれた。

他のスタッフにバレないように、そっと……。

笑って会釈して、わたしはいそいそとエレベーターに乗り込んだ。

言葉を交わさなくても伝わるものがある。
通じ合える。

けれど、わたしはふいに聞いてみたくなった。

「あなたはどこに住んでいるの? 
店の営業が終わり、終電もなくなったとき、
どうやって家に帰るんですか?」

眠らない街で働く彼ら(外国人)にも、
快適なベッドがありますように。

心落ち着く場所がありますように。

そう願いながら、夜更けの246を自転車で走った。


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by youyounote | 2019-05-04 13:18 | つれづれ | Trackback

だれのしわざ?

ベランダの鉢植えに、知らない間に咲いていた花。

名も知らぬ花。


種をまいたの、だあれ?

わたしがまいたのかな?

記憶にないや。

ああ、お父さんのしわざだな!

……これからもきっと謎めいたことやタナボタ的なハッピーが起こるたび、父のせいにするんだろうな。

生前父が花を買うとこなんて見たことなかったけれど。

でも「父のしわざ」だと考えると、なんだか楽しいじゃないか。

この花は父からの贈り物。

そう思って大切に水をあげよう。

そして語り合うように、ゆっくりめでよう。

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by youyounote | 2019-05-02 22:23 | つれづれ | Trackback

令和もよろしく!

令和元年になりました。

これからは大人のしなやかさを身につけながら、同時にみずみずしい感性を追い求めることをやめないで、一歩ずつ進んでいきたいです。

令和のレイは=漢数字の0(零・レイ)と同じ音なので、また0からスタートするつもりで頑張ろう。

引きだしにしまっておいた夢とか野望とかを引っ張り出して、たくましく進みたい。


▼たんぽぽを見つけると、その健気さに胸を打たれてついつい写真を撮ってしまう。こちらは熊本で撮ったもの。

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▼これは東京の自宅そばで見つけたもの。こんな場所でも育つたくましさに惹かれる!


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by youyounote | 2019-05-01 02:04 | つれづれ | Trackback

ラブ・カーリング!

わたしはいま、カーリングに夢中です。

日本代表(北海道コンサドーレ札幌カーリングチーム)の応援を軸に、1日のスケジュールが構成されています。

現在カナダで開催中のカーリング男子世界選手権は、日本時間の午前10時から第1試合、深夜0時(or早朝5時)から第2試合が放送中。

ああ、時間に縛られないフリーライターでよかった!(でも締め切りには縛られっぱなしだけど…。いや、わたしがノロマなだけだけど…)

日本チーム、ものすごく強いんです。
大躍進です。

サッカーでいうところのブラジルみたいな強豪国にも軒なみ勝利し、予選にあたる1次リーグの中の上位6チームしか進めない決勝リーグへの出場も確定しました。

優勝だって夢じゃない位置にいるんです!

強いこともあって、見ていて本当に楽しい。

テニスや卓球の試合を観戦するのも好きだけど、カーリングは「氷上のチェス」といわれるだけあって、見ているこちらも頭を使う。

ものすごくワクワクするんです。

頭脳と体をフルに使いながら、個々の力とチームの結束力をもって戦っている。

なんてすばらしい競技!

男子の試合では、女子チームの代名詞にもなった「もぐもぐタイム」(休憩中のおやつ)はないけれど、年齢差のあるチームメイトがタメ口で「どーかな?」「アリだと思うよ!」なんて、大声でやりとりしている姿、すごくかわいいです。

※追記。もぐもぐタイム、ありました!映りました!女子同様、男子のもぐもぐもかわいかったです!笑

個人的には松村さんの困り眉と、阿部さんのおひげに萌え萌えです。

さあ、引き続き、しっかり応援しよう!

▼チームのホームページより。試合中はキリッとしつつも、終わるとほんわかムードの皆さん。

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by youyounote | 2019-04-04 23:22 | つれづれ | Trackback

熊本出身・東京在住のライター・作家、高倉優子の仕事や日々のこと。エンタメ系インタビュー、エッセイ、書評等を執筆。著書に児童書『学校犬バディ いつもいっしょだよ! 学校を楽しくする犬の物語』(角川つばさ文庫)がある。読書会「東京女子書評部」を主宰。野菜ソムリエや、全日本あか毛和牛協会認定「あか牛大使」としても活動する。youyounote@yahoo.co.jp


by 高倉優子