人気ブログランキング |

カテゴリ:フォト短歌( 19 )

短歌を詠むとき。

PCに下書きしていた短歌を発見する。

いつ書いたものか、さっぱり覚えていない。

記憶喪失。

思い起こすと、いい方向にも悪い方向にも、心が揺さぶられたときに短歌が詠みたくなる。

きっと何か感じることがあったのだろう、このときのわたしは。

自分のことなのに、起こった出来事や揺れ動いた感情のことを、すっかり忘れてしまっている。

ということは、やっぱり記録するって大切なことなんだなあ。

だからこそ、このブログをちゃんとアップしようとあらためて思うのだった。



「助けてるフリしてじつは救われて 持ちつ持たれつ君との日々は」

「八つ当たりされて落ち込む帰り道 石ころを蹴る文月の緑道」


「グレープを絞ったような空眺め 飲めないワインえいと開栓」

.


by youyounote | 2018-11-03 00:55 | フォト短歌 | Trackback
いわし雲 見上げて かすかに思い出す
サバンナで ライオンだった頃の記憶


c0221732_01035310.jpeg



by youyounote | 2018-09-16 01:03 | フォト短歌 | Trackback

夏のカローラ。

転勤族だったので、子どものころはよく引っ越しをした。

荷物は引っ越し屋さんが運び、わたしたち家族は父が運転する車で赴任地まで行く。

その車中、見慣れた街並みや風景を目に焼き付けたくて、窓の外をじっと眺めているけれど、だんだん眠くなってしまい、最後には寝てしまうのが常だった。


そして起きた瞬間、「ここ…どこ……?」という、まったく知らない街の風景が広がっているのだった。

環状七号線を見下ろしながら撮った写真を眺めていたら、そんな子ども時代のことが思い出されて、このフォト短歌ができた。

あのころ後部座席から見ていた父の背は広く、頼もしかったなあ……。

そんなことも一緒に思い出した。


寝てるまに 見知らぬ街に ワープした 

父運転す 夏のカローラ



c0221732_16103915.jpeg
photo by Yuko Takakura

.


by youyounote | 2018-08-13 16:09 | フォト短歌 | Trackback

未来につづく列に並びて

「この言葉、いい感じ。いつかどこかで使えるかも!」と思いついて、検索エンジンで調べること、しばしば。

そうすると、あるある。

そうだよね、わたしが思いつくことなんて、誰でも思いつくものだよね……。

たとえば、「『散る散る満ちる』って、漢字にするとなんだかいいなー」「エッセイのタイトルで使えるやも!」って思ったら、すでに小説のタイトルとしてあった。

しかもBL小説だった。笑

でもね、ときどき全然ひっかからないものもあるのです。

嬉しくなって、せっせと手帳に書き記してます。

まだそのアイデアを使ったことはないけれど。
いつか「活用できたー。昔のわたし、ありがとう」って思える日が来たらいいなと思いながら。


▼久しぶりにフォト短歌を!近所の公園で見かけた子どもたちがいろんな意味でまぶしかったです。


新緑に反射す子らの赤白帽 未来につづく列に並びて


c0221732_15062206.jpg

       

by youyounote | 2018-05-01 14:53 | フォト短歌 | Trackback

表参道にて。

『泣き濡れた ハンカチ干せば 忘らるる 春一番や 洗濯日和』

※洗濯すれば、なんだか心がスッキリするよね。だからわたし、洗濯が好きさ!

c0221732_147365.jpg
c0221732_1471477.jpg

by youyounote | 2015-02-22 01:48 | フォト短歌 | Trackback

秋の海。

「ブランコに 揺られ見下ろす 秋の海 世界が朱(あか)に 塗られてゆくよ」

c0221732_051395.jpg


▼熊本・湯の児にて。甥っ子と「相合傘」ならぬ、「相合ブランコ」したときのもの(二人乗りの長いやつ!)。眼下には海! 最初の1枚は、同じ日の夕暮れに撮ったものです。あの日見た風景を短歌にしてみました。
c0221732_051777.jpg

by youyounote | 2014-10-15 00:54 | フォト短歌 | Trackback

自分の居場所。

寝ようかな、でも今夜のうちに明日の打ち合わせの資料を作っちゃおうかな。

そんなことを考えていると、友人から電話がかかってきた。

仕事にまつわるグッドニュース!

彼女は興奮、わたしも興奮&感涙ほろり。

人生っていろいろあるけど、やっぱり生きてるってすばらしいね。

情熱を持って、それを真摯に、丁寧に相手に伝えれば想いは届くものだね。

……など、いろいろ語り合う。

いやあ、本当に濃くて、深くて、楽しい真夜中トークだった!

そして、わたしも熱量を持って生きなきゃ、と、初心に返らせていただいた気がします。

友よ、ありがとう!

わたしも仕事、頑張るよ。
自分の居場所は、自分で作り続けるしかないからね。

取り急ぎ、明日の打ち合わせと取材、しっかり頑張ってこよう。


▼本文とはまったく関係ないけれど、最近の東京、日暮れがめっきりはやくなりました。夕方の線路の風景がなぜか切なくて、電車を待ちながら1枚。

そして、久しぶりにフォト短歌も。普通の電車さえ、自分のために走っているんだと思い込める――。そんな「恋は盲目」の状態をイメージした一句です。

『彼の待つ 街へ私を運ぶため 夕暮れ列車スピード上げる』
c0221732_214773.jpg

by youyounote | 2014-08-26 23:28 | フォト短歌 | Trackback
7月6日は俵万智さんが詠んだ、かの有名な一句にちなみ「サラダ記念日」と認定されているのだとか。

「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日

やっぱり、素敵ですね。

ということでわたしも、先日、渋谷のスクランブル交差点を見下ろしながら心に浮かんだ一句を!


「交差する人の数だけ夢がある 東京渋谷の 夏夜は更けて」
c0221732_221624.jpg

by youyounote | 2014-07-06 22:00 | フォト短歌 | Trackback

運命の扉。

しょうこりもなく、毎年毎年、誕生日を忘れてしまっても、怒ったり、すねたりすることなく、笑顔でわたしを受け入れてくれる友よ。

あなたの愛は、異性のそれとはまた違い、わたしに大きな力をくれるのです。

あの日、あのとき、ふとした偶然で出会った人。

鍵のかかっていない扉はいつもそこにあって、その扉を自力で開けるかどうかで、縁も運も変わってくると思う。

新しいことにチャレンジするときはいつだって躊躇するけれど、自分の人生を変えるような出会いが待っているかもしれないのだから、わたしは扉を開けたい。何度でも!

結局は、家でじっとしているだけで手に入る、友情や、愛や、夢なんてないってこと。

6月さいごの日の真夜中、彼女からの優しいメールを読んでそんなことを考えた。


※きょうの「フォト短歌」、6月もおしまいということで、この花をテーマに詠んでみました。雨ごとに、そして、日々を重ねるごとに色を変えていく……。毎日見ていても飽きないし、やっぱり、6月生まれにとっては思い入れの強い花なのです。

きのう会っていた友も、きょう取材した女優さんも6月生まれ。同じ誕生月ってだけで、なんだか、とっても親近感♪

「日々ごとに 七変化する あじさいに どこか似てゐる 女心は」

c0221732_2444850.jpg

by youyounote | 2014-07-01 02:48 | フォト短歌 | Trackback

真っ赤な果実。

「赤い血が 我に流ると 思い出す 真っ赤な果実 かじる真昼に」

c0221732_216858.jpg

こう思うのは、わたしだけでしょうか? それから「かじってるそばから、新しい血が体の奥から湧き出てきている!」とも思います。

以前、管理栄養士の先生から「色の濃いものを食べたほうがいいわよ」といわれたことがあって、それ以来、フルーツや野菜を買うときは、なるべく濃いものを選んでいます。

ちなみに、写真は近所の八百屋さんで買った群馬産のフルーツトマト。見た目にたがわず、太陽の恵みを受けた力強い味がしました。

血も、体も、そして、きっと心も――。

食べたもので作られるのだから、ひ弱なものは口にしたくない!

魂を刺激する真っ赤なトマトを食べて、雨も、嵐も、雷も乗り越えるぜー。
by youyounote | 2014-06-20 22:41 | フォト短歌 | Trackback

熊本出身・東京在住のライター・作家、高倉優子の仕事や日々のこと。エンタメ系インタビュー、エッセイ、書評等を執筆。著書に児童書『学校犬バディ いつもいっしょだよ! 学校を楽しくする犬の物語』(角川つばさ文庫)がある。読書会「東京女子書評部」を主宰。野菜ソムリエや、全日本あか毛和牛協会認定「あか牛大使」としても活動する。youyounote@yahoo.co.jp


by 高倉優子