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初夏の誕生日。

ある年の初夏。

川辺で涼んでいたら、
桶に入った赤ん坊が流れてきた。

どんぶらこ、どんぶらこ。

おぎゃあ、おぎゃあと泣くものだから、
仕方なく拾い上げて連れて帰った。

それがおまえだった。

「6月25日生まれ」と書いてあったから
おそらくその日が誕生日。

「なんで拾ってしまったんだろう」と
思うときもあったけど、
乗りかかった船だから仕方ない。

産みの親にいつか返すその日まで
育ててきたんだよ。


父がよくこんなことを言っていた。
洒落とユーモアのある人だった。


父のストーリーを生かすのならば
育ての親に拾われてから早ン十年。

毎年祝ってくれていた父の不在を思うと
まだ涙があふれてしまうけれど、

母や姉妹、姪っ子、甥っ子、義弟、友人たち。
大切な人たちに祝ってもらえて
とても幸せな誕生日だった。

スピリチュアルなことは
あまり信じない性質だけど、
それでも思う。

わたしはきっと、父と母を選んで生まれてきた。

大好きな人たちも、ちょっと苦手な人たちも
いるべくして、今、わたしの周りにいるのだ、と。

今生の縁を胸に、新しい1年を始めよう。
たくましく、つつましやかに生きよう。



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# by youyounote | 2019-06-25 14:53 | つれづれ | Trackback
あなたは人のよいところを
探すのが上手な人です。

ある人が言ってくれたこの言葉が、
ここ最近で一番嬉しかった。

正直「この人、苦手だな…」と
思うことだってある。

だけど、基本的には、

いいところを探して誰かに伝えたいなって
いつも思ってるし、行動もしてる(つもり)。

ライター業だってそれがポリシー。
インタビューさせてもらったのも何かの縁。

その人のよさを読んでくれる人に届けたい。
その一心で書いている。

だから人の悪口ばっかり書かなきゃいけない
超有名雑誌からのオファーは断った。

いくらギャラが高くてもいやだ。

ネガティブにまみれたら
わたしの持ち味がきっと死ぬから。

わたしはすきでライターをやっているんだから
すきなことしか書きたくない。


何年つきあっても、わたしのよさを
見つけてくれない人がいる一方で

知り合ってすぐ核心に触れ、
慈しんでくれる人もいる。

ありがたい。
人って温かい。

ときどき厭世的にもなるけれど、
まだまだ人との交流は捨てたもんじゃ
ないなぁ……。


ストロベリームーンが上るのを待ちながら、
そんなことを考えた。


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# by youyounote | 2019-06-18 13:07 | つれづれ | Trackback
現在発売中の「小説 野性時代 7月号」(KADOKAWA)
カバー&巻頭にて、玉森裕太さんのインタビューを
担当させていただきました。

玉森さん、ふわっとした綿菓子みたいな甘い男の子。
でも、発する言葉はときどき、核心をついていて鋭くて
スパイシーさもあわせ持つ“感性の人”だと思った。


キスマイのいわゆるイケメンチームのお三方には
取材させていただけたので
次は舞祭組(ブサイク)の4名にお会いしたい。

北山さんのときにしそびれた、
俳句トークがしてみたいです♡



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# by youyounote | 2019-06-16 00:48 | お仕事 | Trackback
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サンドイッチがきらいっていう人に出会ったことがない。

サンドイッチは母の味。

うちの母も運動会の日、たまごやジャムをはさんだ
とっておきのサンドイッチを作ってくれたっけ。

わたしの舌の記憶の先には、
いつもいつも母の味がある。

わたしたちは、空腹を満たすためだけに
食事をしているわけじゃない。

味わいながら誰かを想ったり、
大切な時を思いだしたりしているんだ……。

そんなメッセージを込めて書評を書かせていただきました。

谷 瑞恵さん著『めぐり逢いサンドイッチ』(KADOKAWA)

優しくて、味わい深くて、とても素敵な物語です。







# by youyounote | 2019-06-13 22:17 | お仕事 | Trackback
書店等で入手できるPR誌「本の旅人」2019年6月号で、
小説家・はらだみずきさんのインタビューを担当させていただきました。

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はらださんの代表作「サッカーボーイズ」シリーズがついに完結。

小学生だった主人公の遼介が高校3年生になるまでを描いた、
青春・サッカー小説です。

はらださんの「サッカーが大好きだ」という
強い思いは、壮大な物語を生み、
さらにはご自身の「小説家になりたい」という夢を叶え、
多くのサッカー少年や保護者たちに
勇気と希望を与えました。

人生を賭けられるくらい好きなものがあるってなんて素敵なんだろう。

そしてそれを究めていく大変さと尊さ…。

そんなことを、ひしひしと感じた取材でした。

わたしも死ぬまでに、人生を賭けたいと思えるくらいの
愛すべきものに出合えたらいいな!

そんな風にも思いました。

カドブンのサイトでも読むことができます。
下のバナーをクリックしてください!





☆お知らせ☆

「本の旅人」は6/27発売の7月号をもって休刊するそうです。

大好きな雑誌だったので、寂しい……。

けれど、長らく携わらせていただけて、本当に幸せでした。
感謝の思いでいっぱいです。


記念に、折々でご一緒してきた
お世話になった方々を激写してみました。笑


左から、「本の旅人」編集長の小林さん、
カメラマンのホンゴさん、編集者の高橋さん。

出世されてもおごることなく、
いつお会いしても少年のように爽やか☆

ご一緒した取材の思い出が走馬灯のように浮かびます……。

いつか同窓会を開いてくださいね!
(読んでくださるかもしれないので希望を記しておきます。笑)


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# by youyounote | 2019-06-02 00:16 | お仕事 | Trackback

おすそわけ。

高校の先輩でもあり、新聞社時代の先輩でもあるお方とランチへ。

ご実家(熊本・天草)から届いた晩柑をおすそ分けしていただいたんだけど、みずみずしくて爽やかでおいしかった!

ほうじ茶チョコレートをいただくのも楽しみだなぁ♡

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# by youyounote | 2019-05-30 01:48 | つれづれ | Trackback

寄り道。

「ゆうちゃんと歩いてると、なかなか家に帰り着かんねー。早よ、帰ろ!」

以前ふたりで散歩に行ったとき、呆れ顔で母に言われた。

道々で、気になるものを撮影するわたしは、立ち止まってばかりいるのだ(自覚あり)。

それは東京にいても同じ。

撮影しながら帰るから、すぐには家に到着しない。

側から見ればムダな動きかもしれないけれど、わたしにとっては楽しい寄り道。

芸術活動といった高尚なことではなく、単に好きなもの、忘れたくないことを記録しているだけ。

撮った写真は、誰に見せるわけでもなく、スマホのフォルダーに入れっぱなしにしているけれど、ときどきこうしてブログに載せてみる。

▽マジックアワー直前の団地。ノスタルジックな気分が掻き立てられる。


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▽こちらは道端に咲いていたコンペイトウみたいなお花。調べてみたら、タデ科のヒメツルソバという花だった。覚えておこう!


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# by youyounote | 2019-05-20 10:05 | つれづれ | Trackback

熊本出身・東京在住のライター・作家、高倉優子の仕事や日々のこと。エンタメ系インタビュー、エッセイ、書評等を執筆。著書に児童書『学校犬バディ いつもいっしょだよ! 学校を楽しくする犬の物語』(角川つばさ文庫)がある。読書会「東京女子書評部」を主宰。野菜ソムリエや、全日本あか毛和牛協会認定「あか牛大使」としても活動する。youyounote@yahoo.co.jp


by 高倉優子