会いたい人に会う。

「会いたいと思う人がいたら、会っておかなきゃダメね」

樹木希林さんの訃報に際し、意見を求められたマツコさんが言った。

ご一緒したいと思いながら、果たせなかったそうだ。

それを聞いていたわたしは、テレビに向かって「本当だよね」とつぶやく。

会いたい人には会う。

そしてできるかぎり、不毛な争いは避ける。

これはここ数年、心がけていること。

時間は限られているのだから、面倒なことに首を突っ込んでいる場合じゃないし、面倒な人と絡んでいるなんてもったいない。

時間は好きな人のために使いたい。

だから、フェイスブックもほとんどのぞきに行かなくなった。

ただし、読みたくない人のタイムラインを非表示にできるという素晴らしい機能があるから、のぞきに行ったとしてもストレスを感じなくなったのは助かっている。

わたしが楽しく愛読しているのは、Iターン後に農業をしている知人と、これまた都下に引っ越して自分らしい暮らし方を模索している知人。

彼らとはリアル世界での交流がほとんどないから、SNSでつながっていてよかったなと思う(街角ですれ違っても、お互いきっと気づかないでしょう。もはや顔がわからない……)

短すぎず長すぎない適度な文章は、単なる身辺雑記ではなく、かといって仕事の報告などでもなく、何かしらの哲学を感じるトピックスであることが多いので、ハッとさせられたり、自分の胸に問いかけるきっかけになっている。

彼らの感性が好きなんだと思う。

わたしはもう、どんなものを食べたとか、どこに行ったとか、「映える」写真とか、自己顕示欲ただ漏れの文章とか……そういったものにはすっかり飽きてしまったんだ。

ある友だちが、「本当に仲がいい友だちには『いいね』なんてしないものでしょ」と言っていたけど、ほんと、「それな!」って感じ。

本当に仲がいい友だちはSNSなんかで生存確認しなくても、直接、連絡取り合ってるもんね。

大好きな地元の友だちは、きっと、このブログも読んでない。

っていうか、ブログを書いていることさえ知らないかもしれない。

その代わり、ふいに、「元気ー?」って電話や手紙が来たりする。

それでいい。

いや、それが嬉しい。

なんでも、誰でも、知りすぎちゃうのはつまらないよ。

程よい距離感がないと、息がつまるもん。

だけどね、冒頭のマツコさんの言葉じゃないけど、やっぱり好きな人には機会があるごとに会いたいものです。

近況報告だけじゃなく、哲学的なことを語ったりしたいし、おいしいものを一緒に味わったり、笑い合ったりしたいから。


でも、矛盾するかもしれないけれど、こんなに平凡な身辺雑記を読みに来てくれる人の存在にも心から感謝しています。

不定期にしかアップしないのに、いつも読んでくださってありがとうございます。

今度は会って話しましょうね!


▼東京で見る夕日は、いろんな建物に邪魔されることが多いけれど、わたしはけっこう好き。ふいに見えると、逆に「ラッキー!」って思えるから。


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# by youyounote | 2018-09-18 01:05 | つれづれ | Trackback
いわし雲 見上げて かすかに思い出す
サバンナで ライオンだった頃の記憶


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# by youyounote | 2018-09-16 01:03 | フォト短歌 | Trackback
盛り返す暑さ。

まだまだ帰りたくないよって、駄々をこねてる子どもみたい。

あんまり空が青くて、ちょっと泣きそうになった。

夏の終わりを告げるような、そんな1日。

バイバイ、来年また会おうね。


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# by youyounote | 2018-09-10 19:41 | つれづれ | Trackback

お土産。

この夏は、里帰りや旅行した仲間たちから、各地のお土産をたくさんいただいた。

やったー!

わたしはどこにも行かなかったから、嬉しさ2倍だった。

あ、撮り忘れてたけど、熊本の友人から郷土菓子ももらったよ。

みんなみんな、ありがとう♡

わたしもどこかに出かけたら買ってくるね!


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# by youyounote | 2018-09-05 17:57 | つれづれ | Trackback
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書評部員の江里子さんが定例会でおすすめしていたこの本。

ずっと読みたいと思いつつ、やっと8月後半に読むことができました。

太平洋上での27日にわたる凄絶な漂流の記録です。

ヨットレースのさなか転覆し、助けが来ることを信じて救命ボートで身を寄せ合っていた6人のヨットマンたち。

が、次第に衰弱し、ひとり、またひとりと旅立っていきます。

極限状態が続く中、最後にたったひとり残されてしまう著者の佐野さん。

転覆してから漂流を続ける日々のこと、救出される過程や、入院中の出来事、マスコミとの攻防などが、淡々と綴られています。

泣かせようとか、ドラマチックに仕立てようという意図がない分、ストレートに心に届き、沁みました。

わたしだったら生き残れただろうか?

もしヨットマンたちの家族だったらどんな行動を取っただろう?

そんな疑問が頭をぐるぐるめぐり、自分自身の生への執着について想いを馳せたのでした。

よい本と出合えてよかったです。



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# by youyounote | 2018-08-30 22:08 | つれづれ | Trackback

東横線での邂逅。

東横線渋谷駅が地上から地下に移動したのは、2013年の3月のこと。

仕事や遊びで横浜に出かけることが多かったわたしにとって、とてもなじみ深い駅でした。

地下に移動すると聞いたときは、なんだか寂しかったなぁ……。

元SMAPの香取慎吾さんが「デビュー当時、東横線で仕事場に通っていた」というのは有名なお話。(現在でも、草ナギさんは東横線を活用しているらしい! ぜったいわたし、彼が乗っていても気づかなさそう!)

そんな噂話をよく聞いていたので、東横線のホームでは「誰かいないかなー」とキョロキョロしていたのですが、なかなかお見かけすることがなく……。

ところがあるとき、飛び乗った東横線の真ん前のシートにある大女優さんが座っているではないですか!

その人は、菅井きんさん。

『ドラマ「必殺仕事人」観てました。「むこどの!」って台詞、真似してました!』

などと、声をおかけしたい気持ちでいっぱいでしたが、そこは我慢、我慢。

有名人を見かけても、みだりに声をかけたりしないのが都会人の流儀なのです…。

すっと背を伸ばし、凛とした表情で座ってらっしゃった菅井さんのお姿が今でも強く印象に残っています。


あれからどのくらいの月日が流れたでしょう。

15年くらいは過ぎたでしょうか。

きょう菅井さんの訃報を聞き、東横線でのひとときを思い出したのでした。

菅井さん、安らかに……。

わたしもあなたのように生涯現役で職業をまっとうできる女性を目指します。


▼懐かしの旧・東横線渋谷駅。連なるアーチがかわいくて、渋谷警察署方面の歩道橋からよく眺めていました。この駅から幾度となく横浜方面へ行きました。青春!



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# by youyounote | 2018-08-23 14:53 | つれづれ | Trackback
自分を好きになれたのは、
君が好きになってくれたから。

出会いって素敵だね。


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# by youyounote | 2018-08-22 15:02 | フォトエッセイ | Trackback

熊本出身・東京在住のライター・作家、高倉優子の仕事や日々のこと。エンタメ系インタビュー、エッセイ、書評等を執筆する。著書に児童書『学校犬バディ いつもいっしょだよ! 学校を楽しくする犬の物語』(角川つばさ文庫)がある。読書会「東京女子書評部」主宰。アンアンウェブ 公式アンバサダー。「本棚ダイアリー」連載中。youyounote@yahoo.co.jp


by 高倉優子