菅田将暉さんのインタビュー。

現在発売中の「小説 野性時代(11月号)」で俳優の菅田将暉さんを取材させていただきました。

主演した映画『あゝ荒野』(前編・後編)をはじめ、プライベートなどについてもお聞きしています。

菅田さんはずっとずっと、お会いしてみたかった方だったので、すごく嬉しかった!

20代の俳優のなかで、もっとも才能豊かで、作品を見続けたい俳優さんのひとりなのです(ちなみに、もうひとりは佐藤健さん)。

あゝ荒野』という映画、本当にすばらしくて(特に前編は快作です!)何度も胸がたぎるような感覚を味わいました。

わたし、こんな映画が観たかった!

母親や仲間ら、自分を裏切った人たちを憎むことで生きているような少年院帰りの新次(菅田将暉)が、ボクサーに、そしてオトナになっていく姿を描いた物語。

バリカンという兄のような親友と、心に深い傷を負った芳子という恋人を得て、彼は幸せになれると思った矢先、ある出来事が起きて……。

そんな濃い人間ドラマに加え、ボクシングシーンは本当に見ものです!

勝ちたい、強くなりたいと願う男たちの躍動の記録、まるでドキュメンタリー映画を観ているような錯覚に陥りそうになるリアリティ。

熱くて熱くて熱い、そして、痛くて、切ない…とにかく見応えたっぷりの作品なのです。

菅田将暉の俳優人生で、間違いなく、代表作に数えられるはず!

菅田さんと木下あかりさんの演じる芳子のやりとりの哀しく美しいこと。

単細胞でバカだけど男らしくて愛らしい男と、先の先まで読んで孤独を引き寄せてしまう健気な女の、純粋で不器用な愛……。

もう!もう!もう!

両方の気持ちがわかりすぎて、泣けちゃうよ。

それにね、菅田さんとW主演を務めた韓国人俳優で映画監督の、ヤン・イクチュンさんのイノセントな演技が本当にすばらしくて、またまた泣けるのです。

彼の初監督作である『息もできない』は、観ていると心がヒリヒリして目を覆いたくなるんだけど、続きが気になってやっぱり観てしまう不思議なお話でした。

あんな話が作れる(撮れる)なんて、すんごい才能。
惚れる。いや惚れた!

じつは今回、菅田さんだけでなく、ヤンさんにもインタビューできる予定だったので、珍しく緊張していたんです。

でもいろいろあって、取材はかなわなかった…。残念!

でも『あゝ荒野』を通じてヤンさんという才能に出会えて本当によかったです。

縁があればいつかきっとお会いできることでしょう。

さらに映画の舞台である新宿に、ロケ地探しをしてみたくなりました。新宿で暮らしているあの子を誘って……。

主題歌『今夜』が頭の中をエンドレスリピートしてる。なんていい歌なんだろう。映画のホームページで流れているので、ぜひ聴いてみてください。


▼菅田さんの目ヂカラの強さに、アートディレクターのお兄さんがおののいていた。グラビアの色気もハンパない! 話しているとよく笑うキュートな男の子なのに。そのギャップが女性ファンを惹きつけるのでしょう。



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▼ヤン・イクチュンさんの監督・主演作『息もできない』のDVDのパッケージ。観たことないよって人はぜひ観てほしいです。かなり衝撃的ですが!


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by youyounote | 2017-10-18 02:12 | お仕事 | Trackback

熊本出身のライター・作家、高倉優子の仕事や日々のこと。エンタメ系インタビュー、エッセイ、書評等を執筆する。著書に児童書『学校犬バディ いつもいっしょだよ! 学校を楽しくする犬の物語』(角川つばさ文庫)がある。読書会「東京女子書評部」主宰。アンアンウェブ 公式アンバサダー。「本棚ダイアリー」連載中。youyounote@yahoo.co.jp


by 高倉優子