「東京レター番外編 熊本帰省日記 その1」。
3回の短期集中連載、まずは「第1回」。
きょうで熊本地震発生からちょうど2ヶ月が経ちました。たぶん「もう」じゃなく、「まだ」2ヶ月だと感じている人が多いのではないかと思います。
昨日、父から「熊本城や薬研堀(やけんぼり、城内にある広場みたいなスペース)ば見ると、涙の出てくる……」という内容のメールが届きました。
我が家は、熊本城からほど近い「京町」というエリアにあり、お城は父母の散歩コースだったのです。
だからこそ、毎日のように見ていた雄姿が、変わり果ててしまっったことが、本当に本当にこたえたようで……。
ケガをしていなくても、家が倒壊しなくても、父みたいに深く傷ついている人が、たくさんたくさんいるんだろうなあ。
メールの返信を送りながら、ふと、そんなことを考えました。
そういう人たちを笑顔にするお手伝いができたらいいな、、、いまはまだ夢のまた夢だけど。
▼これまで幾度となく、地震や戦乱で崩れ、燃やされ、再建してきた熊本城。今回だって、きっときっと大丈夫! 以前も書いたけれど、やっぱりそう信じています。
連載の「第2回」と「第3回」では、その熊本城や避難所の様子、また友人たちや今回、出会った方たちとの交流について書きました。
近日中にアップしますので、よかったらまた読んでやってください!
▼この言葉、帰省中、あちこちで見かけました。みんな、言い聞かせるみたいにつぶやいている気がします。
どこにいても、出身者であってもなくても、
古舘プロジェクト時代のTAN-SUに書いていたエッセイ「東京レター」は、97回という中途半端な回数で止まってしまっていたので、この「帰省日記」の3回分と合わせ、キリよく100回で終了させていただく予定です。
バックナンバーはコチラ。http://tan-su.com/series/tokyoletter
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