命の芽吹き。
九州に住む母が、ずっと前に、東京に遊びに来たとき、
うちの近所の「鉢植えおばさま」(家の周りを花々で飾っている方)から寄せ植えをいただいてきた。
「ゆうちゃん、おばさんとお友だちになって、もらってきちゃったー」
うふふと、母は少女のように嬉しそうに笑ったあと、「あ、でもお世話するの大変かな? ごめんね」と言った。
何が植えられているか、まったくわからない。
『闇鍋』ならぬ『闇植え』なのだ。
季節がいくつか変わり、ここ数日、空気がゆるんできたと思ったら、何かが芽吹いてきた!
栄養分を挿してあげるでもなく、水やりも忘れたりしていたというのに、ちゃんと生きてくれていたんだね。
ダメなわたしの元にもらわれてきてかわいそうに。ごめんね、そして、ありがとう……。
でも、いったい何の芽なんだろう?
わからないけれど、母がもらってきた命なんだから、大事に大事に守らなきゃ!!!
明日、この画像をお花屋さんに持って行って見せて、名前とか、必要な栄養とか、いろいろ聞いてみようと思う。
何かお花が咲く植物ならいいなあ。眺めるだけで幸せだし。
あと、何か食べられる植物(ハーブとか)も買ってきて、一緒に育てたいな!