朱夏の夢。
来世は小学校から合唱部に入るんだ。
それで、Nコンを目指して猛練習しながら、友情をはぐくんだり、恋をしたり、将来の目標を立てたりしたい。
きょう、Nコンのドキュメンタリーを見ながらそんなことを思った。
中学生の部のテーマソングである、SEKAI NO OWARIの『プレゼント』を歌いながら、その歌詞に救われている少年少女たち。
ひとりぼっちでいることに苦しんでいる彼ら・彼女たちが強くなっていく姿を見て、歌の力ってすごいんだな、素晴らしいなあ、と思った。
合唱、楽しそうだった。
わき目もふらずまっすぐに、何かに熱くなれるってすごく素敵なことだね。
それが青春ってやつなんだろうね。
わたしはバレーボールに捧げちゃったよ。
いや、その青春はその青春で悔いはないんだけどね。
先日まで開催されていたワールドカップバレーとか、サッカーよりも野球よりも何十倍も楽しめたもの。
ルールもよくわかるしね!(もっともわたしが学生だったころは、リベロなんてポジションはなかったし、ずいぶんルールも変わってしまったけれど……)
ちなみに「青春」を過ぎた30~40代の人が置かれた季節のことを「朱夏」と呼ぶのをご存知だろうか。
青春が「学を志す」時期ならば、朱夏は「身を立てる」(=真の意味で自立する)時期なのだ。
合唱で人とつながるということは来世の青春までとっておくことにして、朱夏を生きるわたしはどんな夢を抱こうかな。
仕事以外で熱くなれるものを見つけることが、もっかの目標。
やっぱりスポーツかしら?
大分の伯父からは「卓球をやろう!」と声をかけてもらっている。
確かに、卓球っていいな。
上達しないまま投げ出してしまった、ウクレレをもう1回練習するのもいいかもしれない。
牛歩でゆるゆると。
朱夏の夢はゆっくり見つけて、ゆっくり叶えていけばいいんじゃないかと思っている。
▼「青春」を疾走中の甥っ子と「朱夏」をのんびり歩くわたし。世代を超えてお互いのすきな曲を「いいね」って言い合えるような関係でいられますように。ちなみに彼はパパの影響で中森明菜の曲などにも精通しています。イマドキの小学生が歌う『北ウイング』もなかなかオツなものですよ。