ふくろう茶房のライちゃん。

児童書作家のささきありさんは、わたしが女性誌でエディトリアルライターをやっていたころの先輩です。

上京してきてすぐで、右も左もわからなかったわたしに、経費の精算法や編集部のしきたりなどを丁寧に教えてくださった方。

本当にとってもとっても助けられました。

そんな大好きなアリコちゃん(こう呼ばせてもらっています)は、出産・子育てを経て、児童書の世界へ!

『せんそうってなんだったの?第二期 父ののこした絵日記』(学研)をはじめ、『めいさくえほん』シリーズ(西東社)など、数々の著書を発表するなど、人気作家さんとして活躍されています。

先日、最新刊『ふくろう茶房(さぼう)のライちゃん』(佼成出版社、1404円)が発売になりました。
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東京・国分寺の「ふくろう茶房」オーナー一家をモデルに描かれた物語です。

ワシミミズクのライちゃんを飼いはじめた、ひかるの一家。フクロウの生態におどろきながらも、しだいに愛情を深めていきます。そして、あることをきっかけに、ライちゃんには人々をいやす力があることを知った一家は、多くの人が気軽にフクロウとふれあえるカフェを開くことになって……。

生き物と共存していく大切さ、動物が与えてくれる温もりについて、易しい言葉と優しい目線でつむがれています。

本文中にこんな一文がありました。

フクロウは苦労しないという意味の「不苦労」や幸福に老いる「福老」といった漢字を当てて読まれることもあり、縁起のよい生き物とされています。

そう! フクロウは幸せのモチーフとして、グッズなどでも人気なのですよね。
うちの母もオブジェをコレクトし、玄関に並べているほど!

けれど、なかなか生きているフクロウを見る機会ってないなあ。

どんなエサを食べるんだろう? 
どんな習性を持っているんだろう……?

この本は、そんな疑問にも答えてくれます。

そして、アリコちゃんが「あとがき」にも書かれている通り、「いのちをいただく」ことについても考えさせられまました。

子どもはもちろん、大人が読んでもたくさんの気づきがあるはず。
ぜひ手に取って、ささきありさんの世界に触れてほしいです。

ほっこり幸せ気分に浸れることをお約束します!

※つがねちかこさんによる絵も、温かみがあって、とてもかわいいです。
そして「あとがき」にはライちゃんと、著者のアリコちゃんのラブリーな2ショット写真も掲載されています♪
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by youyounote | 2015-03-29 23:08 | | Trackback

熊本出身・東京在住のライター・作家、高倉優子の仕事や日々のこと。エンタメ系インタビュー、エッセイ、書評等を執筆。著書に児童書『学校犬バディ いつもいっしょだよ! 学校を楽しくする犬の物語』(角川つばさ文庫)がある。読書会「東京女子書評部」を主宰。野菜ソムリエや、全日本あか毛和牛協会認定「あか牛大使」としても活動する。youyounote@yahoo.co.jp


by 高倉優子