バレンタインデー。
たぶん、中学生のときがマックスだったかなあ。
中1のとき、同じクラスのちょい悪くん(不良じゃなく、とんがってる感じ)に、通学路の階段でチョコレートの入った袋を手渡したときは、ド緊張。
あんなに緊張したこと、あとにも先にもないってくらい。
でも、いまどきの少女たちは、メールやラインや電話でサクッと告白するから、バレンタインにわざわざ告白するというのは減っているのだとか。
ニュース番組でいってました。
まあ確かに、サクッと告白すれば振られても気まずくないし、うまくいけば「おっラッキー!」ってことになるのでしょうねえ。
ところがきょう、駅からの帰り道で、サッカー少年(小学校高学年くらい)の集団とすれ違ったとき、こんな会話を聞きました。
A「○○くん、チョコ何個もらったー?」
B「オレ? 4個。△△くんは?」
A「オレは2個かな」
C「ふたりとも、すげー! モテモテじゃん!!!」
Cくんはもらえなかったの? わたしがあげようか? もちろんチョコなんて持ち歩いてないけれど、そんな気分になっちゃった(笑)。
ああ、男子ってかわいいなあ。
そして杞憂とはまさにこのこと。
世の小学生たちは、ちゃんとバレンタインデーを楽しんでいたのですね。
よかったよかった!
アナログ、万歳!
中学時代の恋は成就しなかったけれど、いまではすごくいい思い出です。
あのとき勇気を出してチョコレートを渡して本当によかった! 13歳のわたし、グッジョブ!
と、甘酸っぱい思い出の迷宮に迷い込んだ2015年のバレンタインデーだったのでした。ふふふ。
▼仕事でお世話になっている編集者さんから、かわいらしい友チョコをいただきました。素敵な気配り☆ ありがたく、いただきますー!