歌うたいのバラッド。
遺影の彼は、ちょっとすました顔で微笑んでいて、見ているとつられて笑ってしまうような、とても素敵な写真でした。
でも、じっと見つめていたらやっぱり涙が出てしまった。
ご家族の皆さんとたくさん話をさせていただいて、一緒に泣いて……すごく悲しいのだけれど、温かい気持ちになれました。
それから、もしかしたら2度と会うことがなかったかもしれない友人たちと再会することもできました。
すごく、なつかしかった。
すごくすごく、うれしかった。
縁がつながっていたことに、いや、縁をつないでくれた彼に心から感謝したのでした。
彼と奥さんのことを考えていたら、斉藤和義さんの『歌うたいのバラット』が浮かびました。
すごく仲良しだったおふたりのことを考えながら、今夜は眠ることにします。
おやすみなさい。