高知県メディア情報交換会へ。
有楽町にある「TOSA DINING おきゃく」にて開催された、高知県メディア情報交換会に参加してきました。
テーマは「おもてなし課の仕事」。
5.11に公開された映画『県庁おもてなし課』のモデルである高知県庁に実在する部署・おもてなし課の藤村建太さんと、観光政策課の森亮さんが進行役を担当。
土佐弁での絶妙な掛け合いで、おもてなし課の仕事内容について説明してくださいました。
方言フェチにはたまりません!(笑)
▼カラフルな法被姿と爽やかスマイルで会場を盛り上げていたおふたり。左・森さん、右・藤村さん。
高知の県民性は熱く、温かく、そしてちょっぴりお節介――!?
そんなホスピタリティを観光に生かしていこうと2007年に誕生したのが、おもてなし課で、
高知県のイメージアップをはかり、観光客にリピーターになってもらうための活動をしているそうです。
たとえば、職員の方が県内の公共・民間施設のトイレをめぐって調査し、基準をクリアしたら認定証を交付するという「おもてなしトイレ認定制度」や(←わざわざ、足を運んでチェックするという姿勢が素晴らしいですよね!)、
高知県観光コンベンション協会が実施する所定の講座を受講し、認定試験に合格したドライバーが乗務する「おもてなしタクシー制度」、さらには、高知県出身の著名人に名刺を持ってもらい、出会った方に渡して高知をPRしてもらう「観光特使制度」などがあります。
▼映画の原作『県庁おもてなし課』の著者、有川浩さんも高知県出身。もちろん、観光特使を務められています。
そういった大きな活動はもちろん、「おもてなし」という言葉に象徴されているように小さな気配りも大切にしたいと、藤村さん。
「たとえば、観光地で記念撮影している方がいたら『写真、撮りましょうか?』と声をかける。
たったそれだけのことかもしれないけれど、『高知に来てよかった』と思ってもらえたら嬉しいので」という言葉が印象的でした。
旅先で現地の方と交流するのが大好きな、そして、お節介体質を自認しているわたし。
高知の人とはぜったい気が合う! と確信した次第です。
また、観光コンベンション協会の職員・地場さん(神奈川からの移住者)が、四国各県の県民性として、
「もし1万円拾ったらどうするか? 徳島県人は貯金して、香川県人は警察に届けて、愛媛県人は酒を飲み、
高知県人は1万円足して飲みに行くと言われています。1万円を足すのは、友だちも呼んで一緒に飲みたいからなんですね」
と、たとえて語られていたのも興味深かったです。
自分だけで楽しむより、大切な人たちと一緒に盛り上がりたい! そんな明るく情の深い県民性が見えた気がしました。
会の後半は、高知のおいしい料理で文字通り「おもてなし」していただき、ゴキゲンに!
▼鰹のたたき、鯛などが載ったお刺身盛り合わせ。初鰹、とろけるようにおいしかったー。
▼しらすごはんも美味・美味・美味! ほっぺた落ちるってこういうことよね~と思いつつ、完食!
デザートには、映画にも登場する高知名物「アイスクリン」をいただきました。
映画のなかで主人公ふたりの仲をつなぐ、重要なアイテムとして登場します。そのシーンが胸キュンで大好きなんです。
あんなデートがしてみたい♪(妄想が膨らみます)
▼東京事務所の鎌倉さん(右)。あれこれ取り分けてくださったり、丁寧に料理の説明をしてくださったり。高知の方は本当に優しいなあと感動しました。
帰るころには「高知に行く!ぜったい行く!」という気持ちが120%になっていたわたし。
森さんにいただいた、高知県おもてなしイメージキャラクターの「まち・ゆうき君」ピンパッチには、こんな言葉が。
「あったか高知で待ちゆうき!」
ハイ、待っててくださいね~。必ずや、うかがいますから!(笑)
もう1回、小説を読んでいまから気分を盛り上げておこうと思います。
映画もおすすめですので、まだ観ていない方はぜひ映画館でご覧ください♪