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山崎まさよしさんのこと。

先日、仕事仲間と「最初に取材した有名人は誰?」という話になりました。

誰だったかなーと思い出してみたら、シンガーソングライターの山崎まさよしさんでした。


あれはわたしがまだこの仕事を始めて1年くらいのときでしょうか。
沖縄旅行の帰りの機内オーディオから、ふいに流れてきたちょっとクセのある声。
それが山崎さんでした。(曲は、大ヒットナンバー『One more time,One more chance』!)

気がついたらポロポロ涙がこぼれて、止まらなくて。

「ひと目惚れ」ならぬ、「ひと聴き惚れ」をしてしまったのです。
そんな経験、あとにも先にもあの1回だけ……。

だからこそ「ぜったい取材したい!」と思い、
いろいろな策を練って(笑)、翌年にはお目にかかることができたのでした。

「一生の思い出にしよう」なんて思っていたけれど……。

じつはその後も、新しいシングルやアルバムが出るたび、取材させていただいています。
各誌の担当者さんが偶然、お声がけくださって。

長く仕事を続けていると、いいこともあるものですね^^


山崎さんの音楽は、とても優しい。
低い視線から世界を見つめ、温かいまなざしで曲を紡ぐ。

とくに最近の曲は、同世代の人に向けたエールが込められていて、
少し年下ではあるけれど、わたしも「一緒に頑張っていこう!」と勇気づけられます。

彼と一緒に年齢を重ねていけること、幸せに思います。

大好きな曲はたくさんありますが、きょう心に響いたのは
2003年6月25日に発売されたアルバム「アトリエ」の表題曲『アトリエ』。
(発売日がわたしの誕生日だったこともあり、とくにお気に入りのアルバムです。
もう8年も前のアルバムなんだーとビックリ!)

山崎まさよしさんのこと。_c0221732_1323428.jpg

「僕は何も持っていないけれど、それでもいい?
会いたくなったらいつでもここ(アトリエ)に来て。
忙しい日々から少し解放されると思うし、コーヒーくらいは出すからね」

といった内容。

控えめだけど、確かな愛が伝わってきてグッときます。
簡単に「愛してる」とか、「おまえを守る」とか口にする人は信用できないので(笑)
人を謙虚に愛する姿勢に好感が持てるのです。

ギターの名手として有名だけど、個人的には言葉の選び方がどストライク!
本当にすばらしいソングライターさんだと感心してしまいます。

皆さま、よかったら歌詞にも注目して聴いてみてくださいませ♪
いい歌がたくさんありますよ。
by youyounote | 2011-04-07 12:20 | つれづれ | Trackback