わたしは「こぶさ」好き!?
「ゆうちゃんさ、大森南朋とか、好きでしょ? 山崎まさよしにも似てるし」
「うん! 大森さん、いいね」とわたしが答えると、
「やっぱりね~~~。予想通り! ゆうちゃん、昔から“こぶさ”好きだったもんね」
ですと。
こぶさ?
いわく、かっこいいんだけど正統派ではない
ちょっと惜しい感じのハンサム(=ちょっとだけブサイク)の略だそうです。
失礼な。
まず、大森さんに謝れ! そして山崎さんにも謝れ!!!(笑)
でもいわれてみると昔から、ど真ん中のハンサムさんは苦手でした。
「わたしが応援しなくても充分モテてて楽しそうだし!」と、まったく興味がわかず……。
女子たちがキャーキャー騒ぐジャニーズのアイドルなどには目もくれず、
クラスの端っこでじーっと文庫本を読んる文系男子や
円周率を100ケタくらい覚えて、ぶつぶつ唱えている数字オタクなどを
「なんかちょっと変わってていいカモ~」などと思っているような少女だったのです。
思えば、サッカーとかモテる部活の男の子、好きになったことないな!
そしてその傾向は大人になったいまも変わらず。
人間、そんなに簡単に変わるもんじゃないんですね。
でも。
わたしの場合、「こぶさ」好きなんじゃなく、アンチメジャーなんだと思う!
と、しみじみ自己分析。
2つ上の姉と、年子の妹は「ど真ん中のイケメン」が大好きです。
同じ環境で育ったのに、「なぜこうも違うのだろう?」と不思議で仕方ありません。
ちなみに、現在の妹のイチオシ俳優は斎藤工くん。
「彼はぜったいブレイクするから見ておいて!」だそうです。
そういえば彼女、デビューしたてでまだ売れてなかった福山雅治の
観客まばらのトークライブ(地元の小さなレコード屋さんで開催)に行ったり、
先見の明はあった気もする……。
その頃のわたし、「ふくやままさじ、って誰?」ってレベルで(笑)
まったく興味が持てなかったんです。
これはもう、後天的な要素ではなく、持って生まれた性分なのでしょうね。
これからもアンチメジャー路線を突き進む予感いっぱいです。
ちなみに、わたしのイチオシ俳優は田中圭くん。
映画『恋文日和』の演技とか、ナチュラルで超よかった~。
「隣のお兄ちゃん」
そういう素朴な雰囲気を持つ人がやっぱり大好きみたいです。