年上の友だち。
友だちを誰かに紹介すると、よくこう聞かれます。
それはたぶんわたしに歳の離れた友だちが多いからでしょう。
どういう理由で仲良しになったのか、その出会いに興味がわくんだと思います。
たとえば、ひと回り以上年下のAくん。
まだ彼が大学生のころ、インターンで働いていた会社の飲み会で知り合いに。
彼から芋づる式に(?)大学生の友だちが増えていきました(笑)。
次に、某出版社勤務のHさん。
彼女が担当した本の取材で知り合いに。以降、“ごはんの友”です。
お孫さんがいる年齢なのに、まったく見えない若々しい大人の女性。
年下の私に対しても対等に接してくれるし、上から目線で物をいうことがない。
私は年上ぶられるのも年上ぶるのも苦手なので、彼女が大好きです。
そして、やはり取材で知り合いになったカメラマンの上重康秀さん。
ひと回りくらい年上ではありますが、
いまや楽しいことを一緒にやっていく同志のような存在です。
18年間、ニューヨークで写真を撮り続けていた彼は
あの9.11の日、カメラを片手にグラウンド・ゼロ周辺を撮影した経験を持っています。
2001年、9.11の写真を収めた著作『GROUND ZERO』を発表。
その写真集や写真は、2013年完成予定のテロミュージアムに展示されるそうです。
また「テロを風化させないために」と精力的に講演会や写真展なども行っています。
そんなすごい経歴を持っているのに、当の本人はどこかおとぼけで(失礼!)、
いつもニコニコ笑顔。怒っているところを見たことがありません。
気長で温厚な愛されキャラ。でも、写真を撮るときはキリッとしたジャーナリストの顔に。
そのギャップこそ、彼の最大の魅力といえるでしょう。
「テラス・ファーマー」や「ラーメン・フォト・ジャーナリスト」なんて、
ちょっとへんてこりんな肩書き(これまた失礼!)も持っていて、
けれど、そんな活動を見るにつけ「人生楽しんでるなあ」と感心してしまいます。
ヘタレなわたしは、彼のように肩の力を抜いて生きる境地には達してないけれど、
人生を楽しみたいという点では同じ。
今後も、なにかしら楽しいことを一緒にやっていけたらと思っています。
そんな上重さんのホームページ『JOJU PHOTO』ができました。
制作中は悶絶していたけれど、とっても素敵なサイトになっていると思います。
ぜひ、チェックしてみてください。
ポートレートのページのどこかに、
調子に乗ってポーズをとっている、若干痛いわたしの姿も(笑)
よかったらのぞいて笑ってやってください。とほほ。